コオロギ食育パンキット(Pasco)の作り方を解説!夏休みの自由研究に最適!

小学生

夏休みにコオロギ入りパン作りをしました!

ちょっと変わったことをしてみようという目的ではなく、

これはりっぱな食育なのです。

というのも、国連食糧農業機関(FAO)が、世界の人口増加に伴う食糧難対策として昆虫食を推奨しているという背景があるからです。

今回は、敷島製パンPascoオンライン・ショップで販売されたコオロギの食育パンキット

を使って作りました。

コオロギ食育パンキットとは?作り方は簡単!

コオロギパウダーがセットされた、敷島製パンの、「コオロギ食育パンキット」について、

詳しくはこちらに記載しました。

小学生の娘と実際に作ってみましたので、その体験レポートをお話します。

 

Pascoオンライン・ショップで購入!

コオロギパウダー入りパンキットが届きました。開封前の状態がこちらです。

中身は、いつもオンライン・ショップにある「国産小麦のパンキット」コオロギパウダーが加わったものです。

国産小麦のパンの作り方と、コオロギパウダーの混ぜ方のリーフレットがついているので、

わかりやすく安心して作れますよ。

  

 

夏休みの自由研究に!食育について考えるリーフレット入り!

パンを作るだけではなく、

本格的に食育について考えるリーフレットが入っています。

世界的人口増加食料不足の不安、その解決の糸口となる昆虫食について、

子供たちにもわかりやすく解説されています。

なぜコオロギが注目されたのかその理由もわかります。

最近よく聞くようになった「 Sustainability(サステナビリティ=持続可能性)」というキーワードについても、

本格的に理解できる解説です。

このように、わかりやすいリーフレットが3種類入っています。

小学校の低学年の子供たちには、ちょっと難しいかもしれませんが、

コオロギのかわいいイラスト入りで、親子で楽しく読んで考える良いきっかけになるでしょう。

 

こねずに作る?フランスパンのリュスティック!

パンは必ずこねるものかと思っていたのですが、

このキットで作るパンは、こねないパンです!その名も「リュスティック」

外はパリッと、中はもちもちした本格的なフランスパンです。

 

わが家で今までに作ったのは、米粉のパンと、フライパンで作るちぎりパンでした。

米粉のパンは混ぜるだけで、こねないで作りましたが、

小麦粉で作るちぎりパンのほうは、一生懸命にこねました。

小麦粉で作るパンで、こねないタイプのものがあるとは、初めて知りました。

焼く前日に生地を混ぜておいて、夜、寝ている間に発酵させるという手軽さがいいですね。

 

コオロギパンはおいしい?

コオロギを食べることに、始めは抵抗がある方もいるでしょう。

子供だけでなく、親も初めてコオロギを食べるには、ちょっと勇気がいりますね。

リーフレットでは、コオロギパウダーを混ぜる量を、10g、20g、30gの三段階にしていますので、

お好みに応じて量を選べます。

ちなみに、わが家は最初から最大の30gで作りました。

そして、「おいしい!」と言っていちばんたくさん食べたのは、小学生の娘です!

 

コオロギパン作り方体験レポート!

お待たせしました!

いよいよコオロギパン作りの実際のレポートです!

 

コオロギはどんな味?

いちばん気になるのが、コオロギですね!

コオロギパウダーはすでに加熱してあるので、そのまま食べることができます。

ちょっと指先につけてなめてみると、あら不思議!

ココアのような香ばしい味がします。

これならイケるとひと安心!

 

小麦粉の入っていた袋は捨てないで!

一日目は、小麦粉の入っている袋を使って、材料を混ぜ、

二日目は、小麦粉の入っていた袋を広げて、発酵後の成形をしたりするので、

小麦粉の入っている袋は捨てないでくださいね。

袋を使うということが、Pascoの知恵ですね。

粉が飛び散らずによく混ざるし、成形するにも、大きさの目安になって便利です。

 

一日目は仕込みと発酵

最初に、小麦粉から、打ち粉に使う分(大さじ4杯)をとりわけておきます。

お好みの量のコオロギパウダー、パン酵母、塩を準備します。

打ち粉をとりわけて残った小麦粉が入った袋に、材料全部入れます。

 

輪ゴムをかけてしっかり混ぜました。

ボールに混ぜた粉を入れて、はちみつを加えてから、お湯を注ぎます。

 

はじめはとても粉っぽいですが、ゴムベラで混ぜるうちにまとまってきます。

一度、室温で15分休ませてから、さらにゴムベラで底から折り返すようにして生地をまとめます。

水分量が多い生地なので、かなりペタペタします。

ラップをかけて冷蔵庫に入れて、今日はここまで。おやすみなさい。また明日、続きをしましょう。

 

二日目は成形と焼成

とっておいたビニール袋の出番です!

袋の端をカットして、広げましょう。

ここに、取り分けておいた打ち粉を振ります。

打ち粉を振ったシートの上で、成形します。

横20㎝×縦25cmの長方形にします。

ペタペタした生地なので、かなり打ち粉を使いました。

さらに、上から三分の一を折りたたみ、下も折り上げて、三つ折りにします。

これを四等分し、さらに半分ずつカットして八等分にしたのがこちら。

この四角い生地は、「リュスティック」というパンになり、

丸く整えると「プール(丸形パン)」になります。

 

 

生地に切れ目を入れて、焼く前がこちら。

220~230℃のオーブンで18~25分、スチーム設定で焼いて、出来上がりです。

 

スチーム機能がないオーブンレンジでも焼けますよ。

『国産小麦のパンキット』の作り方リーフレットの中に、「パンキットQ&A」のコーナーがあって、

そこに、スチーム機能がないオーブンの場合は、お弁当用のアルミカップやココット用の耐熱容器に水を入れて、

それをオーブンに入れて焼けば大丈夫という内容が出ています。

詳しくは、『国産小麦のパンキット』リーフレット内の「パンキットQ&A」をお読みください。

 

丸いものが「プール(丸形パン)」で、四角いのが「リュスティック」です。

柔らかくペタペタした水分の多い生地なので、扱いが慣れなくて、打ち粉をたくさん使ったので、

焼き上がりも白っぽくなってしまいましたが・・・

外はカリッと、中はしっとりとしたおいしいパンが出来上がりました。

コオロギパウダーの重量のせいか、かなりずっしりとして、腹持ちの良いパンです。

最初は怪訝な顔をしていた小学生の娘が、結局、いちばん喜んで

「おいしい!!」といちばんたくさん食べました!!

 

材料は2回分入っているので、もう一度作れます!

食育について考えるリーフレットも興味深く喜んでくれているので、

親子で「合言葉は、Sustainability(サステナビリティ=持続可能性)!!」と言いながら、

二回目にも挑戦しようと思います!!

詳しい作り方は、Pascoオンライン・ショップのサイトの中に動画がありますので、

初めてでもお手軽に挑戦できます!

 

まとめ

  • 敷島製パンPascoオンライン・ショップで販売されたコオロギの食育パンキットでパンを作りました。
  • 中身は、いつもオンライン・ショップにある「国産小麦のパンキット」にコオロギパウダーが加わったものです。
  • こねないタイプのフランスパン「リュスティック」を作ります。
  • 小麦粉の入っている袋は捨てないで利用します。
  • コオロギパウダーは香ばしくてココアのような風味がします。
  • 加える量はお好みで三段階に調節できます。
  • 食育について考えるリーフレット入りで、夏休みの自由研究に最適です。

 

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