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妊娠中のカフェイン摂取量はどのくらいまで?コーヒーは何杯まで?

2019/08/13
 

妊娠中にカフェインがいけないことは、よく聞くことですが、

どうしていけないのか、理由までは把握している妊婦さんは少ないようです。

コーヒーがやめられないと悩む妊婦さん、

一日何杯までなら大丈夫か、一度しっかり把握してみましょう。

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妊娠中のカフェインの影響は?

妊娠中にカフェインを摂ると、おなかの赤ちゃんにどんな影響があるでしょうか。

カフェインは妊娠中に全く摂取してはいけないものでしょうか。

少しなら大丈夫でしょうか。

カフェインとおなかの赤ちゃん

 

カフェインは胎盤を通りやすい性質をもっています。

ですから、ママが摂取したカフェインは、ほぼ同じ濃度で

おなかの赤ちゃんも摂取したことになってしまいます。

 

しかも、胎児は代謝機能が未熟ですから、体内からカフェインを排出しにくいのです。

カフェインは、おなかの赤ちゃんの中枢神経を覚醒・興奮させ、

子宮内での赤ちゃんの発達の遅れを招くリスクを増加させてしまいます。

カルシウムや鉄分の吸収も妨げられ、

出生時に低体重になる可能性が増えて、将来の健康に悪影響となり得るのです。

 

妊娠中のカフェイン大量摂取は、流産や死産の恐れも招き、

妊娠高血圧症候群にも関係します。

特に、妊娠初期胎盤が形成される時期は、

カフェイン摂取をできるだけ控えることが大切です。

 

妊娠中のカフェイン摂取量はどのくらいまで?

 

カナダ保険省(HC)、

オーストリア保健・食品安全局、

韓国食品医薬品安全庁(KFDA) では、

妊娠中のカフェインは1日300㎎まで としています。

 

世界保健機関(WHO)では、カフェインの胎児への影響については

まだ確定していないとしながらも、

妊娠中のコーヒーは1日3~4杯まで、 としています。

 

しかし、英国食品基準庁(FSA)は、

妊婦のカフェインの取り過ぎから自然流産を招いたり、

赤ちゃんが低体重で生まれることに着目して

妊娠中の1日摂取量をどの国よりも厳しく200㎎に制限しました。

 

コーヒー100mlに含まれるカフェイン量は、約60㎎ です。

ですから、コーヒー1杯(150ml)のカフェイン量は、約90㎎ です。

妊娠中のカフェイン摂取量限度を、いちばん厳しい英国食品基準庁(FSA)の

200㎎ で考えると、

1日当たりコーヒーは2杯(150ml×2)なら、カフェイン量は約180㎎戸で、

基準値内となります。

 

カフェインを含む飲み物と妊娠中の水分補給

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カフェインを含む飲み物は、コーヒー以外にもいろいろあります。

煎茶や紅茶、ほうじ茶などのカフェイン量が気になるところですね。

カフェインを含む飲み物一覧

100mlあたりのカフェイン量は次のようになります。

  • ドリップコーヒー 約60㎎
  • インスタントコーヒー 約60㎎
  • 玉露 約160㎎
  • 抹茶 約64㎎
  • 煎茶 約20㎎
  • 紅茶 約30㎎
  • ウーロン茶 約20㎎
  • ほうじ茶 約20㎎
  • 玄米茶 約10㎎
  • 番茶 約10㎎
  • かまいり茶 約10㎎
  • ココア 約10~20㎎
  • コーラ飲料 約10~13㎎
  • エナジードリンクまたは眠気覚まし用飲料(清涼飲料水)約32~300㎎

全日本コーヒー・食品安全委員会・日本食品標準成分表2015年版 より

 

コーヒー2杯(150ml×2)飲むと、カフェインは 180㎎ 摂ることになりますから、

ほうじ茶1杯150ml)プラスして飲むと、カフェインは +30㎎ で、

(注:ほうじ茶100mlに含まれるカフェインは20㎎)

カフェインは合計210㎎となり、

カフェイン摂取限度の 200㎎ をわずか10㎎ですが、超えてしまいます

ですから、妊娠中それ以上の水分補給は、カフェインの含まれていないもので

補う必要があります。

では、妊娠中には、1日当たりどのくらいの水分補給が必要でしょうか。

 

妊娠中の水分補給とカフェインの注意点

妊娠中の水分補給は1日2ℓ必要です。

コーヒー2杯 + ほうじ茶1杯 飲んだら、あと1550mlの水分補給は

ノンカフェインのお茶か、ミネラルウォーター(軟水)で補う必要があります。

※ミネラルウォーターの硬水は、ミネラル成分が多いので、胃腸が弱い人は

おなかがゴロゴロしたりするので要注意です。

日本のミネラルウォーターは軟水です。

コーヒーを2杯でがまんしたから、

あとはカフェイン少なめのほうじ茶なら飲み放題というわけにはいかないので、

要注意ですね!

 

ちなみに、コーヒー1杯(150ml)飲んだ場合は、

ほうじ茶は、約3.5杯(150ml×3.5=525ml)まで飲めます。

妊娠中の水分補給2ℓ(=2000ml)まであと、1325ml

ノンカフェインのお茶か、ミネラルウォーター(軟水)で補う必要があります。

コーヒーを全く飲んでいない場合でも、ほうじ茶飲んでしまうと、

カフェインは基準値の 00㎎ になってしまいます

妊娠中の水分補給2ℓ(=2000ml)まで、あと1ℓは

ノンカフェインのお茶か、ミネラルウォーター(軟水)で補う必要があります。

 

コーヒーなどの飲み物の他にも

チョコレートにもカフェインが入っていますので、

注意しましょうね。

 

チョコレート100g(板チョコ2枚程度)中のカフェイン量

  • ミルクチョコレート 20㎎
  • ビターチョコレート 46~80㎎

妊娠中の水分補給は、軟水のミネラルウォーターやノンカフェインのお茶も含めたほうが、

カフェインは基準値に収まるでしょう。

 

コーヒーのポリフェノールに注意しましょう

コーヒーには赤ワインと同じくらいのポリフェノールが含まれています。

ポリフェノールは通常は健康に良い成分ですが、

妊娠中は摂り過ぎに注意が必要です。

 

ノンカフェインで妊娠中におすすめのお茶として

ネットでもよく言われるのがルイボスティーですが、

 

妊娠後期にルイボスティーを大量摂取すると、

ルイボスティーに含まれるポリフェノールが胎児の動脈管早期収縮を引き起こすことがあります。

日本周産期新生児学会から報告されました。

 

プルーンのポリフェノールの摂り過ぎでも、動脈管早期収縮の疑いがあった例を

日本小児循環器科学会から報告されています。

 

詳しくはこちらからどうぞ。

 

カフェインと流産・死産の関係は?最新の研究結果

妊娠中は、英国食品基準庁(FSA)のいちばん厳しいカフェインの基準値200㎎から考えると、

コーヒーを1日2杯(150ml×2)、カフェインにして約180㎎までなら

心配はないということになります。ところが、

最新の研究では、コーヒー2杯でも心配になる結果が出ているのです!

コーヒー2杯でもカフェインが心配?!

1日3杯のコーヒー(カフェインは300㎎)を妊婦さんが毎日飲むと、

全くカフェインを摂らない妊婦さんに比べて流産の危険が高まることは、

従来の研究でもわかっていたのですが、

 

アメリカの最新の研究では、1日に200㎎以上のカフェインを摂る妊婦さんは、

全くカフェインを摂らない妊婦さんに比べて、流産率が2倍になることがわかったのです。

カフェイン摂取量200㎎ちょうどから流産率が上がるということは、

カフェイン180㎎でも心配になってしまいますよね。

 

産科のお医者さんには、妊婦さんがコーヒー断ちするストレスを考慮して、

コーヒー数杯ならいいですよと言われる先生も多いですが、

お医者さんによっては、妊婦さんのコーヒーは、

酷でも1日1杯にしてくださいと言われる先生もいます。

 

完全に流産の危険性を避けるには、妊娠5ヶ月が過ぎるまでは

いっさいのカフェインを断つ必要があるという意見もあります。

 

それはコーヒーだけではなく、ほうじ茶などのお茶も断つということになってしまい、かなり厳しいですね。

 

カフェインレスコーヒーと低カフェインほうじ茶がおすすめ

妊娠中はストレスも感じますので、長期間コーヒーやお茶をいっさい断つのはつらいですね。

そんなときにおすすめなのが、カフェインレスコーヒー低カフェインほうじ茶です。

カフェインレスコーヒーについては、おすすめの安全なカフェインレスコーヒーを含めて

こちらの記事に詳しく出ていますので、どうぞご覧ください。

 

妊娠中におすすめの低カフェインほうじ茶は、

低カフェイン連続製法でカフェインを30%~50%減少させた

ローズマダムの低カフェインほうじ茶がおすすめです。

ローズマダム 9033 【日本製】 妊娠 授乳 ママ にやさしい ほうじ茶 低カフェイン 静岡牧之原 茶葉100% お茶 キッズ/ベビー/マタニティ/食品/飲料/母乳/妊婦 【 rosemadame マタニティ】

 

まとめ

  • カフェインは胎盤を通りやすい性質をもっています。
  • ママが摂取したカフェインは、ほぼ同じ濃度でおなかの赤ちゃんも摂取したことになってしまいます。
  • 胎児は代謝機能が未熟なので、摂取したカフェインを排出しにくいです。
  • カフェインを大量摂取すると、胎児の発達の遅れを招いたり、出生時に低体重になる可能性を増やします。また、流産・死産の恐れを招き、妊娠高血圧症候群にも関係します。
  • 特に妊娠初期はカフェイン摂取を控えましょう。
  • 妊娠中のカフェイン摂取量の限度は、英国食品基準庁(FSA)の200㎎がいちばん厳しい基準値となっています。
  • 1日当たりコーヒー2杯なら、カフェイン量は約180㎎で、基準値内です。
  • ほうじ茶1ℓで、カフェイン量は200㎎となり、基準値ちょうどになります。
  • 妊娠中の水分補給は、1日当たり2ℓなので、ノンカフェインのお茶やミネラルウォーターなどと合わせて十分に水分をとりましょう。
  • チョコレートにもカフェインは含まれているので気をつけましょう。
  • コーヒーには赤ワインと同じくらいのポリフェノールが含まれています。妊娠中はポリフェノールの摂り過ぎに注意しましょう。
  • 最新の研究では、1日に200㎎以上のカフェインを摂る妊婦さんは、全くカフェインを摂らない妊婦さんに比べて、流産率が2倍になることがわかりました。
  • 妊娠中は酷でもコーヒーは1日1杯にするように言われるお医者さんもいますし、完全に流産の危険性を避けるには、妊娠5ヶ月が過ぎるまではいっさいのカフェインを断つ必要があるという意見もあります。
  • カフェイン摂取を抑えるには、カフェインレスコーヒーや低カフェインほうじ茶が役に立ちます。

 

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