胎教におすすめの絵本12選!平和で穏やかで笑いのあるものを!

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妊娠すると、胎教に興味がわいてきますね。
おなかの赤ちゃんに話しかけるとか、絵本を読んであげるとか、音楽を聞かせるとか・・・
まだおなかの中で、姿が見えない赤ちゃんの存在を強くイメージするのは、漠然としてわかりにくいものですね。
胎教のおすすめ音楽については以前、お話いたしました。
おなかの赤ちゃんと聴く音楽おすすめは?胎教の方法と効果とは?
今回は、胎教おすすめ絵本のお話です。胎教では、赤ずきんちゃんのおおかみのような暴力的シーンのあるお話は不向きです。平和で穏やかな安心感のある絵本が、胎教には適しています。
まず、胎教の目的について、もう一度確認しましょう。
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胎教とは?
胎教の目的は、おなかの赤ちゃんとの絆作りです。赤ちゃんが生まれてから絆を作り始めるのではなく、
生まれる前のおなかにいるうちからママと赤ちゃんの絆を作るのが「胎教」です。
生まれた赤ちゃんをかわいい、守ってあげたい、と感じる情緒的絆を
ボンディングといいます。
生まれる前から母性を育て、おなかの我が子と絆(ボンディング)を作っていくのが胎教なのです。
初めての妊娠では、赤ちゃんってどんな存在なのか、子供ってどんな感じなんだろうとか、未知の世界ですね。
親戚など身近に赤ちゃんや子供がいて、触れ合っているなら、
生まれてくるわが子のイメージが湧きやすいかもしれませんが、
現代は核家族で、なかなか身近に赤ちゃんや小さい子供がいる環境は少なくなってきていますね。
私は初めての妊娠で、わが子としての赤ちゃんのイメージがいまひとつはっきりつかめなくて、
生まれてくる子をほんとうにかわいいと感じることができるだろうか、と、
とても心配でした。おなかを蹴ってくる、心拍を機械で聞ける、エコーの写真を見れる、それでもまったく未知の存在で、まるで宇宙人を相手にしているような、不思議な感覚がありました。
生まれてからの将来と、妊娠中の今をつなげる絵本をおすすめします
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娘が大きくなってから出会った絵本がたくさんありますが、
その中でも、妊娠中に読んでいたら不安がだいぶ解消されただろうと思える絵本があります。
妊娠中に読んでいたら、子供ってなんてかわいいんだろう、なんておもしろくて愉快な愛しい存在なんだろう、と思えて心にゆとりと笑いが出てきたと思います。
ここにあげる絵本は、子供のおもしろい現実をあまりにもストレートにツボを得て表現しているので、ほんとうに笑わされました!この「笑い」が、妊娠中には絶対に必要だと思います。
妊娠中は出産を思って不安になりやすいですから、思わず笑ってしまうという絵本はすごく助けになるのです。産後の育児疲れにも助けになります。
生まれてからの将来を、妊娠中の今につなげることが、
妊娠中の不安をやわらげて、母性を育む力になるのです。
「いっさいはん」minchi作・絵 岩崎書店 ¥1200円+税
一歳半のの日常のひとコマひとコマがありのまま描かれていて、その瞬間がすべて宝物です。ものすごく体が柔らかいから、へんな格好のまま寝入ってしまうとか、「ぜんてんしたくて、おしりをおされるのをまっているポーズ」なんて、あ~~あるあるという話がテンコ盛りです。
「もう ぬげない」ヨシタケシンスケ ブロンズ新社 ¥980円+税
第9回 MOE絵本屋さん大賞 第一位
自分でぬぎたい、でもぬげない!いろいろ試してどんどんドツボにはまっていく・・・そして、このままぬげないままで生きていこうと現実を受け入れるたくましさ、ダイナミックな発想に感心してしまいます!
「ちいさなうさこちゃん」 ディック・ブルーナ 文・絵 いしいももこ 訳 福音館書店 ¥700円+税
おなじみうさこちゃんシリーズです。
うさこちゃんの誕生のお話が、優しい穏やかな言葉とあたたかい絵で進んでいきます。なつかしい子守唄のような美しい絵本ですね。思わずおなかの子が生まれることに、重ねてイメージしてしまいます。
0歳児に読ませてあげたい本も妊娠中に読んでみましょう
次にあげる絵本は、娘が生まれてからもずっと、幼稚園に入ってもお気に入りでよく読んであげた本です。
色彩、味など、絵のイメージを脳裏に焼き付けて、おなかの子に意識して伝えるのです。
「くだもの」 平山和子 作 福音館書店 ¥800円+税
「いちご」 平山和子 作 福音館書店 ¥800円+税
「いないいない ばあ」「いい おかお」も古くからある人気の絵本です。
赤ちゃんたちがほんとうに喜ぶ絵本です。娘にももう何回読んだかわかりません!あきることなく何回も求められて読んであげました。まるでスポンジが水を吸収するように、この絵本のすべてを吸収し尽しているようすでした。
「いない いない ばあ」 松谷みよ子 文 瀬川康男 画 童心社 ¥700円+税
「いい おかお」 松谷みよ子 文 瀬川康男 画 童心社 ¥700円+税
言葉遊びになる絵本も、おなかの子にリズミカルに読んであげましょう
なによりも、ママが楽しい気分になることが一番です。
「りんご ごーごー」 庄司三智子 作・絵 ひさかたチャイルド ¥1200円+税
りんご いちご だんご・・・と 「ご」が最後につくことばがどんどん増えていきます。リズミカルな言葉遊び絵本、体をゆらしながら、おなかの子といっしょに楽しみましょう。自然と元気が出てくる絵本です。
「りんごがドスーン」 多田ヒロシ 作・文・絵 文研出版 文研ジョイフルえほん傑作集 ¥1100円+税
おおきなりんごが ドスーン からお話が始まります。動物たちがただ食べているだけなんですが、おおきなりんごはみんなで食べ終わっても役に立つのです・・・増えていく動物たちが楽しいです!おおきなりんごがとてもおいしそう・・・!
「ぐりとぐら」なかがわりえこ・おおむらゆりこ 福音館書店 ¥800円+税
こちらもおなじみ 「ぐりとぐら」です。ぐり ぐら ぐり ぐら とリズミカルに読んでくださいね。
おいしそうな きいろいかすてら は、みんなのあこがれです!おなかの子に、きいろいかすてらを教えてあげましょう!おいしそうなきいろ、香りは?温度は?
ぐりとぐらの絵本には、カバーボックスに入った小型(13×12.8㎝)の2冊のセットで、「ぐりとぐらのあいうえお と 1・2・3」があります。どちらも優しいリズムの言葉と絵で、ひらがなと数字に慣れ親しむことができます。おなかの赤ちゃんにゆっくり読んであげながら、ひらがなや数字のイメージを伝えましょう。
「ぐりとぐらの あいうえお と 1・2・3」 なかがわりえこ さく やまわきゆりこ え
福音館書店 ¥952円+税
妊娠5~7ヶ月の頃からおなかの赤ちゃんは聴覚が発達してきて、聞こえているといいますから、
声に出して読んであげるとおなかの子も喜びます。
でも、5か月より前でも、イメージで伝えることはとても重要なコミュニケーションだと思います。
胎児というまだ見えない存在を信じることは、イメージを強く働かせないとできません。
この心の動きが、赤ちゃんとのボンディングの大切な始まりです。
おなかの赤ちゃんを強く求めてください。赤ちゃんは必ずママを感じます。
絵本を使って、おなかの赤ちゃんにママの想いを伝えてくださいね。
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