42歳でひとり娘を産んだ『みわんこさん』、高齢出産・高齢育児ブログをはじめます!
時は流れ、娘は小学生になりました。出産前から多くの苦労がありましたが、
これまでの体験や悩み、そして今後の高齢育児情報を分かち合うことで、多くのママたち、パパたちにお役に立てればと思い、このブログを立ち上げることにしました。
42歳で出産、そのとき夫は54歳
ひとり娘を産んだのが42歳のとき、その前年は流産を経験しています。
子宮腺筋症の持病がありながらも、再び翌年奇跡的に妊娠しました。
出産は、54歳の夫が立ち会って自然分娩、経産婦並みの安産&スピード出産でしたが、
出産前の2か月は切迫早産のために2か月入院、24時間点滴を受けて忍耐と試練の時を過ごしました。
入院仲間の妊婦さんはほとんどが30代で、大きな病院だったのでいっぺんに20人くらいの切迫早産の妊婦さんが産婦人科病棟に入院していました。
35歳以上の初産、2人目以降ならば40歳以上が高齢出産と言われますが、
1993年までは30歳以上が高齢出産とされていました。
しかし、30歳以上の出産がぐんと増えてきたので、高齢出産を30歳以上とすると
あまりにも多くの人が高齢出産ということになってしまいます。
それで35歳以上に引き上げられたのです。
生物学的に見ると、やはり30歳以上が高齢出産と言えます。
そして、高齢出産となると、切迫早産のリスクも増えるようで、
入院仲間のほとんどが30代で、20代の人は少なかったです。
ちなみに40代は私の他に一人、ちょうど40歳の妊婦さんがいました。
切迫早産入院、不安で泣く妊婦さん多数
切迫早産入院は、妊娠前期の人は24時間点滴は、なしでしたが、
妊娠後期に入院した人はみんなウテメリンの24時間点滴を受けていました。
おなかが張りすぎて早産にならないように点滴を受けているのです。
おなかの赤ちゃんがちゃんと成長しているか、検診を受けながら一喜一憂する妊婦さんたち。
検診でおなかの子があまり大きくなっていないらしいとわかると、
トイレに隠れて泣く妊婦さんも何人もいました。
私自身も泣きそうになりましたが、泣いていても始まらないと覚悟を決めて、
おなかの子のために、おくるみを編んだり、ソフロロジーのCDを聴いて出産のイメージトレーニングをしたりして、前向きになることに全力を尽くしました。
でも、不安に押しつぶされそうになっている多くの妊婦さん仲間を見て、
将来、多くのママたちに寄り添うことができたらいいのにと思うようになりました。
ひとりで苦しまないでほしい
高齢出産では体に負担がかかり、出産前後に外出するのは無理なことがあります。
腰や肩が痛くて外に出ることもできず、孤立して不安になることもありました。
子供が成長して幼稚園・保育園に入ると、若いママ友に体力的についていけないこともあります。
高齢育児には独自のペースを保つことが大切で、
夫の助けは必要不可欠です。
ただ、自分のペースで育児に取り組むなかで、まわりに振り回されない信念が培われたのは幸いでした。
こちらから合わせようとしなくても、まわりのママたちから心のやすらぎを求めて話しかけられるようになりました。
みんな出産・育児には不安を抱えているものです。
手と手を取り合って思いやりの輪を作りながら、子供たちとともに生きようではありませんか!