娘は幼稚園の年長のときから、スリーエー・ライフ株式会社の
米ぬか多糖体の栄養機能食品「せのびーる」を食べています。
背が伸びることも期待していましたが、
風邪をひきにくくなるということに一番魅かれました。
その「せのびーる」といっしょに送られてくる「せのびーる通信」に、
育児のわかりやすいコラムが載っていました。
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反抗期に向き合うには・・・
今回のコラムは子育てがひと段落したベテランママ、江藤明美さんのお話です。
ベテランママ子育て経験者の貴重な声
江藤明美さんの息子さんはもう大学を卒業し、社会人として働いているとのことです。
子育て経験者の貴重な声は、率直で余計な飾りのない真実を語っています。
「子供が言うことを聞かなくて」と、いやになってしまうほど思う子育て・・・
これに対する万能な方法はありません。江藤さんはとりあえず
「相手の立場に立って考える」ことが、その答えのヒントではないかと言われます。
「相手のためを思う」のと「相手の立場に立つ」ことの違いは?
「相手のためを思って」やっていることと
「相手の立場に立つ」ということは、全く違います。
「相手のためを思って」というのは、
実は自分の立場から一歩も離れていない状態であり、
相手が自分の思い通りにならないと
「こんなに思ってあげてるのになんでわからないの?」
と不満を持って裏切られた気分になります。
「上から目線」は必要なし
自分の立場から離れずにものを言っても、相手の心に伝わりにくいです。
江藤さんはお年玉を例として説明します。
子供のお年玉が多額だと思うとき、多くの親が言うことは、
「無駄遣いしないようにね。」
「いい気になって使っていると、あとで困るのはあなたなんだからね。」
これは「子どものためを思って」の言葉に間違いはありませんが、
「子供の立場に立つ」ということではありません。上から目線です。
「有効に使ってね」と言い換えると「子供の立場に立つ」ことになります。
親にとっては同じことを言っているに過ぎなくても、
子供からすると、ずいぶん違うメッセージに聞こえます。
このように、お年玉だけでなく、
子供が悩んでいるときも、「こうすべき」という上から目線のアドバイスより、
親自身の体験談・失敗談のほうが心に響きやすいものです。
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反抗期の子供とは、適度な距離感を保つことが大事
反抗期の子供と接するときに大切な適度な距離感とは具体的にどういう距離でしょうか。
「適度な距離感」と「放任」の違い
子どもと接するとき、くどくど愚痴をこぼすように説教してはいけません。
かと言って子どもは放任されるとさみしいし、不安になります。
適度な距離感を保つことと、放任することとは違います。
適度な距離感というのは、ある程度は放っておいて、必要なときは支えることです。
距離感を保つというのは、冷たいことではなくて、相手を尊重しているということです。
子供を信頼しているからこそ、
過度に干渉しないで正しい距離感ができるのです。
「過干渉」は厳禁
反抗期の子供に過干渉な態度は厳禁です。
親として曲げられない信念はあるでしょう。しかし、
「○○すべき」という上から目線は、
より強い反抗を引き起こします。
子供の反抗に対してむきになってやりこめるという対応は、
親子関係の対立につながってしまいます。
自立が始まると、親から見れば腹の立つことも増えてきますが、
出来るだけ意思を尊重して、自分でやることが大事です。
失敗したらフォローしてあげましょう。
態度が反抗的でも、親に反応してほしいし、
自分の意見を聞いてほしいのです。
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男の子を持つお母様へ
せのびーる通信には江藤さんより、
男の子を持つお母様へのメッセージが書かれていました。
男の子を育てた江藤さんの心がはっきりと伝わってくる言葉が印象的です。
男の子を持つお母さまへ
「なかなか自分の思い通りにならないし、
得体が知れないけど、かわいい」と言って、
息子に過干渉になる傾向があるようです。
そうして手をかけすぎた結果、バランスの取れない男子が形成されてしまいます。
10歳を過ぎたら「もう何も話してくれない」と
母親が嘆くくらいが正常だと思ってくださいね。
反抗期でも親は動揺せず、
ゆったりと温かく、寛容に、ひたすら受け止めて、
子供の生きる力を信じて、見守っていきましょう。
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