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ゴーヤの育て方の注意点!プランターの大きさは?植え付け時期は?

お花・野菜・自然

 

グリーンカーテンに憧れてゴーヤを育てたけれど、なんだかヒョロヒョロになってしまって、カーテンには程遠かったという失敗はよくあることです。

ゴーヤをふさふさに茂らせて、実もたくさんつけるには、プランターの大きさや土など、いくつか気を付けなければならないことがあります。

今回は、ゴーヤの育て方の注意点として、使用するプランターの大きさや植え付け時期などについてお話しますね!

この夏はグリーンカーテンをふさふさにして、ゴーヤの実をたくさん食べましょう!!

 

ゴーヤを育てるときの土の量はたっぷりと!

畑や大きなお庭があるおうちでは、地植えできるのですが、お庭が狭かったり、ベランダで育てたいということで、プランターを使って育てるおうちのほうが多いようです。

 

育てるのに必要なプランターの大きさは?

プランターは、草花を育てるときのものよりも少し大きめのものがおすすめです。

横50㎝×深さ30㎝×奥行30㎝以上のサイズのものだと良く育ちます。

ゴーヤはウリ科の植物なので、根は浅く広く張っていきますので、プランターは根が横に広がりやすいものが適しています。

プランターの深さについては、草花ならば、高さ20㎝程度のプランターで十分に育つのですが、一度、深さ20㎝のプランターでゴーヤを育てたところ、成長が悪くヒョロヒョロになってしまいました。
やはりゴーヤ用のプランターには、深さ30㎝は必要です。

 

夏場の水やりでも、ゴーヤは水をたくさん必要としますので、深さ20㎝よりも深さ30㎝のほうが保水力があります。

台風が来ても、横50㎝×深さ30㎝×奥行30㎝で土がたっぷり入ったプランターならば、重くて飛ばされにくいですね。

 

深さがあっても丸い形の植木鉢では、転がされるように飛ばされてしまいます。

台風の晩に、朝顔の植木鉢が転がって飛ばされて、一夜にしてグリーンカーテンが根こそぎ破壊されましたが、長方形のプランターに植えた朝顔は飛ばされずに無事でした。

 

大きめのプランターは、スペースを確保しにくいベランダや小さなお庭ではたいへんかもしれませんが、ゴーヤの成長、夏場の水やり、台風などいろいろ考えると、やはり少し大きめの横50㎝×深さ30㎝×奥行30㎝以上のサイズのプランターがおすすめです。

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こちらのプランターは、横55㎝×深さ33㎝×奥行き30㎝です。

ネットも肥料もついています。水はけをよくするための鉢底に敷くゴロゴロした石も入っています。

 

ネットを縛って固定する支柱は別に準備する必要があります。

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連作障害を避けるために新しい土を使いましょう

土は市販の野菜用培養土を使います。

ゴーヤは、連作障害を起こしやすい植物です。

同じ土で続けて2~3年、ゴーヤを育てると、土の栄養が抜けてしまったり、植物の病気の原因となるウイルスが土中で飽和状態になってしまい、植物を植えても育たなくなってしまうのです。

一度使った土はどうするの?

一度ゴーヤ栽培に使った土は、シーズン後にプランターから取り出して広げ、ふるいにかけて根を取り除き、腐葉土を足して栄養を補い、土壌改良材(ツカエールなど)を混ぜて、日光消毒して殺菌すれば、連作障害をかなり防ぐことはできます。

でも、この土でゴーヤを育てる前に、クローバーレンゲソウを育てると、もっと連作障害を防ぐことができます。

植え付けの注意点は?

ゴーヤは南国生まれなので、高温を好みます。

ゴーヤの苗の植え付けは、関東では5月連休以降から6月頃が最適です。

本葉4枚で定植!

苗を購入して植え付けるときは、購入後なるべく早くプランターに植え付けますが、ポットにを蒔いて育てたときは、本葉が2~4枚になったら定植します。

ゴーヤの種まきについてはこちらからどうぞ。

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植え付け時期が遅れて、本葉2~4枚よりも大きくなってしまうと、根の活動と初期育成が悪くなりますので、遅れないように植え付けましょう。

 

ゴーヤは、苗を植え付けるときに、株と株の間を広めに開ける必要があります。

地植えなら、株と株の間は90㎝前後開けたいので、50×30×30㎝のプランターには、2株でも多いくらいです。

なるべく1株にしたほうが根が張りやすく、よく育ちます。

 

苗が土に活着するのを助けるために、植え付け後、一週間はしっかりと水やりして、根が乾燥しないようにしましょう。

ゴーヤはツルが伸びますので、支柱をしっかり立てて、その間にネットを張りましょう。

スイカのように、地面いっぱいに這わせて伸ばしていくこともできますが、やはり夏のグリーンカーテンとして育てたいですよね。

伸びてきたツルを、麻ひもで緩く縛ってネットに固定したら、ゴーヤ自身が絡みつきながら上へと登っていきます。

本葉の数え方は?

ゴーヤは、子葉のあとに、本葉とは形の違う葉が2枚出てきます。

これを、初生葉(しょせいよう) といいます。

本葉4枚というときは、初生葉2枚は数えません。

子葉2枚 + 初生葉2枚、+ 本葉2~4枚 のときに植え付けましょう。

 

ただし、我が家では今年、種まきして発芽後、初生葉2枚のときに、ポットからプランターに定植してしまいました。そして元気に育っています。

日本の農業では、苗の植え付けは新月前に行うとよい、と言われていて、新月前は根がよく張って丈夫に育つということから、新月の一日前に植え付けたのです。

種まきは満月前、苗の植え付けは新月前が適しています。

詳しくはこちらからどうぞ。

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今年の我が家のゴーヤは、新月パワーを受けたあと、現在、初生葉が大きくなって、順調に成長中です。

本葉が出て成長するのがとても楽しみです!

まとめ

  • ゴーヤを育てるプランターは、少し大きめの横50㎝×深さ30㎝×奥行30㎝以上のサイズのプランターがおすすめです。
  • 土は市販の新しい野菜用培養土を使います。
  • ゴーヤを育てるときに古い土を使うと、連作障害を起こして丈夫に育ちません。
  • ゴーヤは南国生まれなので、高温を好みます。ゴーヤの植え付けは、関東では5月連休以降から6月頃が最適です。
  • ポットに種を蒔いて育てたときは、本葉が4~5枚になったら定植します。このとき、初生葉2枚は数えません。
  • 苗の植え付けは、新月前に行うと、根がよく張って丈夫に育ちます。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

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