満月新月満ち欠けに合わせて子供とガーデニング家庭菜園!種まきは満月!

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お庭やベランダでお子さんとガーデニング楽しいですね!
昔の人は、月の満ち欠けのリズムに合わせて農業や林業を行っていたのですが、
小さなお庭やベランダのガーデニング家庭菜園でも、
月のリズムにのって植物を育てることができます。
種まきは満月5日前から満月前までにすると、
お花も野菜もぐんと育ちがよくなりますよ!
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種まきは満月前までに!
種まきと月の満ち欠けに関係があるなんでびっくりしてしまいますね!
でも、このお話を読むと、子供と種まきするのは満月にしよう!と納得できますよ!
新月前に種まきすると弱い作物になる!
昔の人は植物への月の影響を熟知していました。
中南米の伝統的な農法では、種まきはとくに満月の3日前から満月前までの
「月がふくらんでいくとき」がいいとされました。
今では月のリズムを農業に生かしている農法を行っている日本の農家では
種まきは満月の5日前から満月前にするというのが多いです。
満月前に種まきした植物は根が良く張って、良く育ち、実り豊かになるそうです。
花芽もつきやすく、たくさん咲いて、病気にもかかりにくく丈夫になります。
それに比べて、新月前に種まきすると、
根の張りが弱く少なく、
地上部は徒長して伸びてしまい、根量が少ないので倒れてしまうこともあります。
花芽も少なく、病気にもかかりやすくなります。
満月のときに種まきすると、まず根が先に出ます。
それから子葉が出るので、根量が多くがっしりとした苗になるのです。
新月前に種まきすると、芽が先に出て、しかもその芽が徒長してしまうのです。
あとから出る根も根量が少なく、地上部をがっしりと支える力がありません。
どうしてこのような違いが起きるのかというと、
満月新月のときの月の位置と引力にその秘密が隠されているのです。
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満月新月のときの引力の違い
満月新月それぞれのときに、月・地球・太陽はどのような位置関係にあるかを
見てみましょう。
満月は、月と太陽が地球を挟んでいますね。
引力は緑の矢印のように働き、
月⇦地球⇨太陽 と一直線上になるのです。
新月は、月と太陽が同じ側にあります。
地球⇨月⇨太陽 と一直線上になります。
新月では、月と太陽の両方の引力が地球に加わっていますね。
満月では、月と太陽に地球が挟まれるので、
新月に比べて満月のときのほうが地球に加わる引力は弱くなります。
新月のときは強い引力のために新芽が引っ張られて徒長してしまうのです。
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苗の植え付けは新月前に!
種まきは満月だけど、苗の植え付けは新月がいいのですが、
だんだん頭の中が混乱してしまいますね!
混乱したら「樹液の移動」を考えれば納得しますよ!
満月と新月で樹液の流れが違う!
満月に種まきして育った苗や、ポット苗を園芸店から購入した場合、
お庭やプランターに植え付けるのは、新月前までに行うと
根が張ってよく育ちますよ。
このように満月のときと新月のときでは植物への影響が違うのですが、
これは植物の中で「樹液の移動」があるからなのです。
この「樹液の移動」が苗の植え付けや作物の収穫時期、
肥料を与えるタイミングなどに、大きな働きをするのです。
林業で昔から言われている「新月の木」について知ると
「樹液の移動」という、月と植物の関係がわかりやすくイメージできます。
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「新月の木」に見る樹液の移動
昔から林業では「新月の木」の言い伝えがありました。
下弦の月から新月に至る1週間ほどの間に伐った木や竹は長持ちするという言い伝えです。
日本だけでなく、世界各国で言われていることで、
昔の人は、植物や木が月のリズムに影響されていることをよく知っていたのです。
現在日本でも月のリズムに合わせた林業・農業を実践している人々もいます。
新月頃に伐採した木や竹は、
- ほどよく引き締まっている
- 反らない
- 腐らない
- 虫がつかない
- 火が燃えつかない
- 長持ちして何百年も使える
などと言われています。
新月の木がどうして良質になるのでしょうか。
その秘密の鍵は「樹液の移動」にあります。
新月では、月と太陽両方の引力が地球に加わるとお話しましたね。
空に月が見えない新月の夜は、月が地球の裏側にいるのですが、
地球の裏側にいる月と太陽の引力が、足元の大地から働きかけてくるのです。
すると、木の樹液の流れは下降して根部に集中し、
幹や枝の部分の樹液が少なくなり、
いつもより求心力が増して引き締まり、
その過程でいらないものを捨てていくので、良質な木材がとれるのです。
この良質なほどよく引き締まった新月の木を使って
世界最古の木造建築「法隆寺」や
ヴァイオリンの名器「ストラディバリウス」ができているのです!
このように新月の時期は樹液が下降して根部に集中しているので、
苗を植え付けると月と太陽の引力が苗の育成を助けることになるのです。
新月は見えないので、このようなパワーがあるとは、不思議で驚きですね!
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月のリズムに合わせて行いたい収穫や追肥
満月と新月では、収穫に適した植物にも違いが出てきます。
ここでも「樹液の移動」が関係しています。
満月の頃にやること
下弦の月から新月にかけては、
「樹液の移動」は根部へ下降ということがわかりましたね。
(下弦の月:右側が欠けている)
反対に、上弦の月から満月にかけては、
「樹液の移動」は幹や枝部分に上昇します。
(上弦の月:左側が欠けている)
つまり、満月では樹液は上昇して、
幹・花・果実などに樹液が集まっていますので、
花類の刈り取りをすれば丈夫な花になり、
オレンジ・リンゴなどの果実を収穫するとジューシーでおいしい実が採れて、
トマトやきゅうりなどの実ものの野菜を収穫するとジューシーになります。
満月の時期は、種まきと地上部の収穫が向いているのですね。
満月の頃は出産が増えて命の誕生の大切な時期なのですが、
植物にとっての害虫(アオムシやケムシなど)も
上弦の月から満月にかけて最も発生します。
薬剤散布するならこの時期にやると、
効率的に害虫の防除ができます。
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新月の頃にやりたいこと
「樹液の移動」が根部へ下降する新月の頃には、
苗の植え付けの他に、根元への追肥をするとよいです。
新月を過ぎてから上弦の月までは、
樹液が上部へ上がっていく前 なので、この時期が
追肥のタイミングになります。
また、「樹液の移動」が下部の根に集中する新月の時期は、
ジャガイモ・玉ねぎなどの根もの根菜を収穫すると水分・養分が集中して、
味も栄養も最も優れたものになります。
新月のときも害虫は発生しやすいのですが、
新月では植物が徒長して弱りやすいので、
うどんこ病や灰色かび病など、いろいろな病気になりやすいです。
ですから、日本の農業では、新月のときは害虫よりも病気の対策のための薬剤散布をしたほうが効果的という意見があります。
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月のリズムに合わせて行いたい農作業まとめ
満月に行いたい農作業と、
新月に行いたい農作業を、わかりやすく簡単にまとめましたので、
お子様と楽しむ家庭菜園・ガーデニングにお役立てください。
満月の作業
満月のとき・・・樹液の移動 上部へ上昇(幹・枝・花・果実など)
- 満月5日前から満月前までに、種まき
- 花類の刈り取り
- 果実の収穫(オレンジやリンゴなど)
- 実もの野菜の収穫(トマトやきゅうりなど)
- 害虫防除
新月の作業
新月・・・樹液の移動 下部へ下降(根部)
- 苗の植え付け
- 根元への追肥
- 根もの根菜の収穫(ジャガイモや玉ねぎなど)
- 病気の対策のための薬剤散布
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種まきの時期の満月新月
2023年 春・秋の
種まきの季節の月の朔望を載せましたのでご利用ください。
2023年3月の月の朔望
満月〇・・・7日 21時40分
下弦の月◑・・・15日 11時08分
新月●・・・22日 2時23分
上弦の月◐・・・29日 11時32分
2023年4月の月の朔望
満月○・・・6日 13時35分
下弦の月◑・・・13日 18時11分
新月●・・・20日 13時13分
上弦の月◐・・・28日 6時20分
2023年5月の月の朔望
満月○・・・6日 2時34分
下弦の月◑・・・12日 23時28分
新月●・・・20日 0時53分
上弦の月◐・・・28日 0時22分
2023年9月の月の朔望
下弦の月◑・・・7日 7時21分
新月●・・・15日 10時40分
上弦の月◐・・・23日 4時32分
満月○・・・29日 18時58分
2023年10月の月の朔望
下弦の月◑・・・6日 22時48分
新月●・・・15日 2時55分
上弦の月◐・・・22日 12時29分
満月○・・・29日 5時24分
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今年の我が家の種まき予定
2023年の今年、わが家では5月6日の満月前に
トマト、オクラ、わた、フウセンカズラ、ツルレイシ
の種まきをする予定です。
トマトの種は購入したものですが、
オクラとわたは昨年に採種したものを蒔きます。
オクラの種がとれたときは家族全員で感動しました。
フウセンカズラは種にハート形が見えてかわいいので、
女の子たちに人気の種です。
わたの種はうぶ毛に覆われています。
わたは実がかわいいだけでなく、
花も繊細で、夏の暑い日に神秘的な花を咲かせます。
夏休みに藍染めをするための原料になるタデアイは、
「3月の彼岸過ぎから4月上旬」が蒔き時です。
寒かった年でも、3月下旬に蒔いて、2週間後には発芽してきます。
タデアイの花はピンク色の小花でとてもかわいいです。
タデアイの葉を使って夏休みに娘と藍染めをします。
子供といっしょにガーデニング家庭菜園を楽しむだけでなく、
子供と月の満ち欠けも観察しながら、家族みんなで
自然の恩恵をいっぱいに受けて、ゆったり心豊かに過ごしていきたいですね!
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