42歳で高齢出産したママが、自身の体験した悩みを通して子供主体の育児を考え、ママたちと共感し手を取り合ってBeautiful「美」Harmony「和」を作りながら前進する育児ブログ

離乳食を食べない一歳の娘に悩んだ体験談!栄養面・アレルギーは?

2019/09/07
 

赤ちゃんが離乳食を食べないことに悩み心配するママはすごく多いです!

新聞でもネットでも、

離乳食を嫌がる、吐く、どうしても食べない、というママの悩みがあふれています。

一般的な育児書に書いてあるようにはなかなか進まないことのほうが多いのが現実ようです。

スポンサーリンク

 

少しずつ始めたわが家の離乳食体験談

赤ちゃんの栄養を心配して親はなんとかして離乳食を食べてほしいと願うのですが、

食べる食べないはほんとうに赤ちゃんによって個人差がいろいろありますね。

 

1歳前まではとりあえず食べたけど・・・

離乳食の開始は、一般的な育児書では、だいたい生後5、6ヶ月からと書いてありますね。

私もなんの疑いもなく5ヶ月から離乳食を始めました。嫌がるときがあっても、わりと順調に

1歳になる頃にはは少しずつですが、いろいろなものを口にできるようになっていたのですが・・・

 

離乳食の最初は10倍粥から始めて、かぼちゃやキャベツ、じゃがいも、さつまいも、ほうれん草、トマトなど

あらゆる野菜を裏ごししてあげました。

バナナはつぶして、リンゴは電子レンジで加熱して蒸しリンゴにしてみました。

 

その後は、たんぱく質もとうふから始めて、しらす干し、とりささみ、たい、さけと進み、

まぐろもペーストにして食べるようになりました。

昆布だしと野菜の煮汁でゆるめたり、育児書の離乳食の説明に出てくるものはなんでも

試してみました。

なんだかものすごく真面目にやっていたように思います。

 

ただ、卵だけはアレルギーを起こしたらこわいなあと、生後9ヶ月まで待ってからあげました。

最近の研究によると、アレルギーのためには、卵摂取を遅らすぎないほうがよいという結果が出ているそうです。

厚生労働省の「授乳・離乳の支援ガイド」(2019改訂版) では、

生後5~6ヶ月から固ゆでした卵黄もあげてよいことになっています。

詳しくはこの記事の後半でお話します。

 

1歳になったら白いご飯ばっかり・・・?!

ところが1歳の誕生日前に風邪をひいて熱を出し、母乳以外はなにも食べれないことがあり、

そのあと風邪が治っても、白いご飯しか食べないようになってしまいました。

ほんとうに不思議なくらい、卵も、魚や肉をすりつぶしたものも、いっさい口にしないのです。

あらゆる野菜も食べません。1歳前は、ほうれん草でさえ興味しんしんで

器に手をドバっと突っ込んで食べていたのですが、1歳を過ぎると4歳ごろまでほうれん草拒否でした。

1歳前までの離乳食の努力むなしく、白いご飯だけしか食べないのです。

 

1歳を過ぎて2週間ぐらいしてから、そろそろつかみ食べの練習を始めようと、

さつまいものゆでたものや、スティック状にカットしたリンゴをあげると

おお喜びでつかんで食べるようになりました。

ご飯ももはやお粥ではなく、たわら型の小さなおにぎりでつかみ食べです。

市販のアンパンマンのスティックパンもつかんでモグモグ食べて大好き!

しかし・・・卵・魚・肉いっさい拒否!野菜はさつまいもだけ!リンゴはOK!

 

離乳食のたんぱく質摂取と赤ちゃんの内臓の発達

1歳をさかいにしてご飯などの炭水化物中心の食事になったわが家の娘ですが、

私は栄養面を心配してすごく悩みました。

 

肉魚卵を嫌がって食べない・・・?!

1歳過ぎて、3歳ごろまで卵・肉・魚を嫌がるのが続きました。

3歳になって幼稚園入園以降しばらくは

マクドナルドのハンバーガーでさえ、パンの部分とポテトは喜んで食べるけど、

パティー部分の肉は全く食べないのです。ケチャップがついていない下側のパンと

ポテトだけをニコニコしながら食べました。

 

卵焼きも嫌がるんですよね・・・

 

4歳ごろからはだんだん食べるようになったので、

小さい頃にたんぱく質拒否だったのは不思議なくらいでした。

食物アレルギーもアトピー性皮膚炎もなく、元気に育っています。

1歳前にさまざまなものを食べさせたのがよかったのか、大きくなると

ピーマンしいたけなど一般に子供たちが嫌がる野菜を

かえって好んで食べるようになりました。

ほうれん草も食べれるようになりました。

2歳までは無理にたんぱく質をあげなくてもよかったの?

最近、離乳食についてあらためて調べると、「西原式」という離乳食の方法がかなり広まっていることを知りました。

西原式とは、口腔科のお医者さん西原克成先生が考案した育児法です。

 

西原式の離乳食の目立った特徴は、開始時期が1歳~1歳半と遅いこと、

そして、 たんぱく質をあげるのは2歳頃から としていることです。

2歳までは母乳・ミルクが中心でよいとしているのです。

西原式の考え方で離乳食を進めると、赤ちゃんにイヤイヤ期がこなくてすむというのが、

ママたちにとって魅力のひとつのようです。

西原式では、イヤイヤ期は、赤ちゃんの内臓に負担がかかっている不快感の現れ としていて、

離乳食を1歳~1歳半開始に遅らせることで、赤ちゃんの内臓に負担をかけないので

イヤイヤ期が訪れない と考えられているのです。

 

赤ちゃんにはたんぱく質よりもアミノ酸がいい?!

西原式の離乳食の考え方によると、

2歳まで卵・肉・魚などの「たんぱく質」ではなく、

母乳や粉ミルクに含まれている「アミノ酸」が赤ちゃんには最適なのだそうです。

赤ちゃんの未熟なは、「たんぱく質」が分解された「アミノ酸」でないと

消化吸収できないからです。

赤ちゃんの腸は、まだ自力で「たんぱく質」を「アミノ酸」にまで分解することができません。

母乳は赤ちゃんを助けるために、「たんぱく質」が、「アミノ酸」という無害な状態にまで分解されているのです。

粉ミルクにもアミノ酸が入っています。

赤ちゃんにハチミツをあげてはいけないことは有名ですが、

これは赤ちゃんの2歳半頃まで未完成で、目の粗いザルのような状態なので、

ハチミツのボツリヌス菌の芽胞まで吸収してしまうからです。

2歳半過ぎになれば腸の消化機能が大人に近づきます。

だから、西原式では、2歳までは母乳・ミルクで育てるのを理想としています。

 

離乳食を進めるために断乳するのはおすすめできません

西原式の説明により、2歳までは、母乳・ミルクのアミノ酸を主とした栄養の摂り方が最適だということが容易に想像できます。

離乳食を食べないならば、1歳ぐらいで早く断乳すれば食べるようになるという意見も聞きますが

それは赤ちゃんの内蔵の発達を無視した考え方になるでしょう。

WHO(世界保健機関)は、世界の卒乳平均年齢は4歳2ヶ月と発表し

2歳過ぎまで母乳中心にする」ことを勧めています。

厚生労働省の「授乳・離乳の支援ガイド(2019改訂版)」でも、

1歳~1歳半で栄養の大部分を食物から摂れるようになる離乳の完了は、

母乳・ミルクを飲んでいない状態を意味するのではないとしています。

母乳・ミルクを早くやめさせる必要はないのです。

 

完全母乳で育ったわが家の娘の自然な卒乳3歳半でした。

1歳までは離乳食で卵・魚・肉・豆腐など無理しない程度に食べさせましたが、

食事の量としては、やはり母乳のほうが主流でした。

1歳過ぎから、肉などのたんぱく質を嫌がって食べなかったのは、

好き嫌いの偏食ではなく、ごく自然な反応だったということではないでしょうか。

 

赤ちゃんが離乳食を食べない理由は?

多くの赤ちゃんが離乳食を食べないのは、

まだ内臓が未発達だよ、ミルクがいいよ、という本能ではないでしょうか。

離乳食を食べなくてもママはあわてなくていいし、落ち込む必要は全くないのですね。

 

離乳食を食べ始めてから、娘は何度かひどい便秘になりました。

離乳食が腸に負担だと便秘するということも西原式の説明にありますので、

離乳食開始時期を遅らせる西原式の方法を完全に取り入れないとしても

離乳食の量は、食べさせ過ぎないように加減したほうがよいのではないでしょうか。

肉を嫌いな赤ちゃんの、栄養不足による知能の発達を心配するママたちもいますが、

母乳大好き肉嫌いの娘の言葉の発達は早めで、

2歳のときにあまりにも滑舌よくおしゃべりするとのことで3歳児と間違われるほどでした。

 

フォローアップミルクを料理に使いました

とは言っても、赤ちゃんが離乳食を食べないと栄養面が心配ですよね。

赤ちゃんが1歳過ぎの頃の母乳成分については、

「栄養がない」と言う意見も、「栄養はまだまだあるんだ」と言う意見も両方あります。

 

ただ、管理栄養士さんやお医者さんの、母乳の鉄分不足を心配する声はネットでも新聞でもすごくよく目にします。

厚生労働省の「授乳・離乳の支援ガイド(2019改訂版)」でも、

母乳育児の場合、生後6ヶ月時点で鉄分不足を生じやすいことが出ていて、

離乳食が順調進まないときは、フォローアップミルクの活用もありとされています。

うちの娘が赤ちゃんのときは、そのような情報を知らずにいたのですが、

私は1歳をすぎた娘のための料理に、ちょうどこのフォローアップミルクを使っていました。

たんぱく質をいやがる娘になんとかして栄養を摂らせたいという苦肉の策だったのですが、

鉄分補給という点からも間違った判断ではなかったのですね。

母乳大好きの娘は、粉ミルクは絶対に飲まなかったので、1歳過ぎの料理では、

フレンチトーストホットケーキ牛乳を使うときにフォローアップミルクを混ぜていました。

ホットケーキでは、フォローアップミルクの他に、

すりおろしニンジンや乾燥おからもいっしょに入れて、

食物繊維も摂れるように、特製ホットケーキを作りました。

 

離乳食とアレルギーの関係は?

スポンサーリンク

離乳食で気になるのは、「栄養面」と、もうひとつは

「アレルギー」 についてです。

西原式では、アレルギーを防ぐためにも離乳食開始時期を遅らせるようにしていますが、

最近の研究では、離乳食開始時期を遅らせることでアレルギーを防ぐことにはならないということが

報告されています。

日本小児科学会専門医・日本アレルギー学会専門医・指導医で

東京慈恵会医科大学葛飾医療センター小児科助教の堀向健太先生

離乳食の開始時期に関しては医療者にも混乱があるように見えるとしながらも、

現在のところ、離乳食は生後5~6ヶ月に開始するのが適切とまとめておられます。

参考:https://www.buzzfeed.com/jp/kentahorimukai/rinyuushoku-itsuhajimeruka

 

ピーナッツアレルギーについての欧米の見解

2000年米国小児科学会は、「アレルギーになりやすい食物に関して離乳食開始時期を遅らせる」という手法を提案しましたが、

その後、それはむしろ食物アレルギーのリスクを上げるのではないかという報告が増えたため、

2008年にその方針を撤回しました。

 

2015年には、イギリスの研究で、

「アレルギーのリスクが高い赤ちゃんは、生後4~11ヶ月からピーナッツを食べさせたほうが、

80%ほどピーナッツアレルギーの発症が抑えられた」という結果が出ました。

 

この研究をもとにして、2015年世界の10のアレルギー学会

「ピーナッツアレルギーが多い国では、乳児期の早期にピーナッツを含む食品の摂取を開始ることを推奨すべきである」との声明を出したのです。

 

2017年1月には、アメリカの国立衛生研究所(NIH)が、ピーナッツアレルギーについて

アレルギーのリスクがある赤ちゃんは、

ピーナッツバターを湯に溶かしたものなどを4~6ヶ月で食べさせ始めるようにと推奨しています。

 

卵アレルギーに対する日本の対策は?

日本は卵アレルギーが多い国です。

日本では2016年にアトピー性皮膚炎の赤ちゃんを対象にした卵アレルギー発症予防の研究がされ、

6ヶ月から卵を食べた子のほうが、発症率が断然低いとの結果が発表されました。

6ヶ月から卵を食べさせた赤ちゃんのアレルギー発症は

まったく食べさせてない赤ちゃんより約8割も少ないのです。

 

2017年日本小児アレルギー学会の「鶏卵アレルギー発症予防に関する提言」によると、

生後6ヶ月未満にアトピー性皮膚炎と診断されていない子は、

摂取時期はアレルギーの発症に影響ないとして、

「授乳・離乳の支援ガイド」に準じて固ゆで卵黄など加熱した鶏卵の開始をするように勧められています。

 

生後6ヶ月未満でアトピー性皮膚炎の診断がある子は、スキンケアと薬物療法をして発疹がなくなって

皮膚の状態がよいときに医師のもとで鶏卵を開始します。(家庭での自己判断はだめ。)

 

離乳食の進め方の結論は・・・?

アレルギーについてはこのように世界でしっかりとした研究結果が発表されていて、

ピーナッツと卵については早期摂取で予防になるとわかっています。

消化管から入ってきたたんぱく質を受け入れる方に働く「経口免疫寛容」という考え方があるのです。

参考:https://www.buzzfeed.com/jp/kentahorimukai/rinyuushoku-itsuhajimeruka

 

西原式については、「たんぱく質と赤ちゃんの腸」という点では納得できるのですが、

アレルギー予防のために離乳食開始を1歳~1歳半に遅らせるという考えは

ちょっと鵜吞みにはできないなあと、私は感じてしまいます。

やはり、厚生労働省の「授乳・離乳の支援ガイド」(2019改訂版)

に準じて生後5~6ヶ月で離乳食を進めることのほうが納得できます。

ただ、ほんとうに赤ちゃんの腸が未完成なことだけは十分に念頭に置いて

無理にたくさん食べさせようとしない、ほんのひと口でも食べたらOKとして、

あまりにも離乳食が進まないときはひと休みしてもいいという感じで、

ママがあまり必死にならなくても大丈夫ということを覚えておきたいですね。

 

赤ちゃんのお世話でママが体力をものすごく消耗し、

寝不足でフラフラになっている時期に

几帳面に離乳食を作るのはほんとうにたいへんです。

離乳食で栄養をたっぷり摂らせなきゃと必死にならないで、

ひと口でも体験できたら十分にOKということで、気負わずに力を抜いやっていきましょう。

 

まとめ

  • 厚生労働省の「授乳・離乳の支援ガイド」(2019改訂版) では、生後5~6ヶ月から固ゆでした卵黄もあげてよいことになっています。
  • 厚生労働省の「授乳・離乳の支援ガイド(2019改訂版)」では、1歳~1歳半で栄養の大部分を食物から摂れるようになる離乳の完了は、母乳・ミルクを飲んでいない状態を意味するのではないとしています。
  • 母乳・ミルクを早くやめさせる必要はありません。WHOでも2歳までは母乳中心を勧めています。
  • 赤ちゃんの腸は、まだ自力で「たんぱく質」を「アミノ酸」にまで分解することができません。
  • 赤ちゃんの腸は2歳半頃まで未完成で、2歳半過ぎになれば腸の消化機能が大人に近づきます。
  • 厚生労働省の「授乳・離乳の支援ガイド(2019改訂版)」では、母乳育児の場合、生後6ヶ月時点で鉄分不足を生じやすいことが出ていて、離乳食が順調進まないときは、フォローアップミルクの活用もありとされています。
  • 最近の研究では、離乳食開始時期を遅らせることでアレルギーを防ぐことにはならないということが報告されていて、現在のところ、離乳食は生後5~6ヶ月に開始するのが適切です。
  • 離乳食はひと口でも食べてくれたらOKです。

 

 

スポンサーリンク


- Comments -

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です