0歳児の赤ちゃん・・・まだねんねの時期ですが、脳は急速に発達していますので、
この時期の発達を助けるのに適切なおもちゃが欲しいですね。
さらに、赤ちゃんだけでなく、授乳やおむつ替えで疲労困憊しているママが、
いっしょに癒されるおもちゃなら、もっと嬉しいですね。
そして、一度買ったら赤ちゃんに喜んで長~く使ってほしい・・・
そんな願いを満たしてくれるのが「ケルンボール」です。
その美しさにママもうっとり・・・(^^♪
そして、ボール状のおもちゃで元祖といえば、
「フレーベルの教育教具、 第一恩物(六球)」という古典的なおもちゃもあります。
今回は、0歳児におすすめのおもちゃ2選、
美しい「ケルンボール」と「フレーベル第一恩物」をご紹介します。
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0歳児の赤ちゃんとママに絶対おすすめの「ケルンボール」
まずは、ケルンボールの紹介から始めましょう
おすすめポイントは、
- 「球体」であること
- 色が明るいこと
この2つは、0歳児の赤ちゃんにとっても大事なことなのです。
0歳児にはボールの球体のおもちゃがおすすめ!
ケルンボールは、直径3㎝の10色の木製のボール(=球体)で、ひもがついています。
日本の赤ちゃんの手になじむ大きさに作られています。
ボール(=球体)は、どの角度から見ても形が変わりません。
そのため、赤ちゃんが生まれて初めて認識出来る立体もボール(=球体)です。
実際に赤ちゃんは球体のものに強い興味を示し、熱心に眺め続けます。
これによって集中力が養われます。
大きくなってからの積み木遊びには、この集中力が必要です。
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0歳児の赤ちゃんには明るい色のおもちゃがおすすめ
いちばんの遊び方は、円盤につけて回すこと。
くるくると美しい虹色の輪になって、赤ちゃんもママもうっとりです。
赤→橙→黄→黄緑→緑→青緑→青→青紫→紫→赤紫 の順序で
円盤に取りつけるのがコツです。
別売りのベビーベッド取付棒を使ってベビーベットに並べて飾ってあげることもできます。
赤→橙→黄→黄緑→緑→青緑→青→青紫→紫→赤紫の順番で並べて見せてあげると、
まだ弱視の赤ちゃんには、それだけで虹のように見えるそうです。
赤ちゃんは、生まれてすぐから「追視(ついし)」といって、
ママの声に反応してじっと見つめ返すなど、
ただ「見る」という活動遊びが始まります。
この時期に、できるだけ多くの色を見せることで、赤ちゃんの感受性を豊かにすることができます。
カラフルな色あいで0歳児の赤ちゃんの脳を刺激します
人が五感から受ける情報量は、視覚から得るものが約80%と言われています。
さらに、視覚から得る情報のうち、「色」に関するものが約80%です。
赤ちゃんは「色」から多くの刺激を受けて、脳を発達させているのですね。
赤ちゃんが見ている色の世界は、
- 生まれてすぐの頃は、黒と白がぼんやりわかる程度で、
- 生後2ヶ月を過ぎた頃から、まず、赤を認識します。その後、黄、緑がわかるようになります。
- 生後4か月を過ぎると、オレンジ、紫、青など認識できる色が増えてきます。
- 生後6か月頃には視力は0.1ぐらいになり、色の識別、区別もできるようになります。
3歳頃までは、赤ちゃんに生活の中でたくさんの色を見せてあげることが大事です。
おもちゃも木の色だけにするよりも、カラフルな色のおもちゃにするほうが、脳の発達を促せます。
おもちゃだけでなく、洋服やインテリア、ママのエプソンなどにもたくさんの色を取り入れて、
赤ちゃんの感受性を育てたいですね。
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長く使える「ケルンボール」で遊ぶときのコツは?
「ケルンボール」は、円盤からはずして遊ぶこともできます。
ひとつひとつのボールを握ってみたり、
2つのボールをアメリカンクラッカーのようにゆらして鳴らしてみたり・・・
ケルンボールで遊ぶ時には、ちょっとしたコツで赤ちゃんの発達をさらに助けることができますよ。
自己意識の発達を促す
残像が最も残る赤いボールを「基本ボール」にします。
「基本ボールと他のボール、基本ボールと他のボール・・・」というように、繰り返し関連づけて遊ぶことで、
他者の存在を感じるようになり、それが自分自身への意識を強くします。
というのも、赤ちゃんは生まれつき、自分の存在に気づいてはいないのです。
まだ自分の体という意識もありません。
自分と母親との区別もついていないのですね。
2歳頃までに自己を意識するようになり、言葉の発達とともに、さらに明らかな自己意識を持つようになります。
創造性を発揮して遊ぶ
幼児期になれば、円盤からはずしたボールを、おままごとの材料にしたり、
他の積み木と組み合わせて、ケーキやメリーゴーランド、観覧車など、
創造性を発揮していろいろなものに見立てて、長く遊ぶことができます。
「ケルンボール」には、わかりやすい「遊びのテキスト」がついています。
木のぬくもりを感じる単純な球体のボールは、手になじんで長~く愛用できるおもちゃですね。
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フレーベルの教育教具 第一恩物(六球)は古典的信頼度No.1
次にご紹介するのは、「フレーベルの教育教具 第一恩物(六球)」です。
↓これは、赤ちゃん向けボールのおもちゃの元祖です。↓
フレーベル(1782年 – 1852年)は、ドイツの教育者で、幼児教育の祖と言われています。
世界ではじめて幼稚園を創りました。
積み木を考案したのもフレーベルです。
フレーベルは幼児のために、知育おもちゃ“Gabe”(恩物、おんぶつ)を開発しました。
ドイツ語Gabe(ガーペ)は英語でいうGift(ギフト)です。
Gabe(ガーペ)=Gift(ギフト)=恩物
神が人間に与えた素晴らしいもの、という意味から名づけられました。
恩物は、幼児が遊びを通して自然界を理解するのを助けるために、
形やサイズに深い意味があるおもちゃで、
第一恩物から第二十恩物までの20種類があり、その中には「積み木」も含まれます。
今回、ご紹介するのは、第一恩物(六球)です。
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第一恩物(六球)とはどんなおもちゃ?
フレーベルの「第一恩物(六球)」は、
赤 黄 青 緑 紫 橙 6色で、綿を芯にして毛糸で編んだ柔らかいボールです。
手に持って遊ぶのにちょうどよいひもがついています。
赤ちゃんが最初に出会う遊具として考案されました。
フレーベルはなぜ赤ちゃんに球を見せたかったの?
赤ちゃんに「球を見せる」ことが良いとされているのは、
フレーベルの教育思想が基本になっています。
これは、最近解明されつつある脳生理学でも理にかなっているとがわかっているそうです。
フレーベルは、「球」を「自然界における完全なる理想形」と考えました。
「球」は美しい形であり、
地球・太陽などの象徴で、
円満な人格といった精神の理想として考えたのですね。
単純な形だから長く遊べる!
乳児の頃は、ベットにつるして揺り動かしたり、握って遊びますが、
成長につれて、上下左右に振ったり回したりして、球にひそむ力に気づいていきます。
さらに成長すると、食べ物や生き物に見立てて創造的に遊んだり、色や数をゲームに応用したりしていきます。
子供は、単純な形と鮮やかな色に、大人の思いつかない遊び方を展開し、長く愛用していきます。
虹色の毛糸のボールの柔らかい手触りに、赤ちゃんが握って離さなくなるかもしれませんね。
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【0歳児】おすすめのおもちゃで長く使えるものは?フレーベルの教育思想より!まとめ
0歳児の赤ちゃんにおすすめのおもちゃ2選、ご紹介しました。
- ケルンボール
- フレーベルの教育教具 第一恩物(六球)
0歳児の赤ちゃんのおもちゃのおすすめポイントは、
- 「球体」であること
- 色が明るいこと
この2つは、0歳児の赤ちゃんにとっても大事なことでした。
「球体」は昔、フレーベルによって勧められました。
カラフルな色でハッピーに、まあるい球で平和なポカポカの心になりましょう。
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