妊娠中、里帰り出産などのために、どうしても飛行機に乗らなくてはいけないこともあると思います。
妊娠中、安全にのるために、どんなことに気を付けたらいいでしょうか。
妊娠中に飛行機にのるなら、妊娠4ヶ月から6ヶ月がおすすめ
妊娠中に安心して飛行機に乗れるのは、つわりが軽くなる4ヶ月目から6ヶ月目です。
でも、安定期だからといって決して油断しないようにしましょう。
必ず担当のお医者さんと相談し、計画をたてましょう。
ただし、これは正常な妊娠状態の場合です。切迫早産や妊娠の合併症があるときは危険です。
出血があるとき、腹痛があるとき、おりものがいつもと違うとき、
切迫流産、子宮外妊娠、前置胎盤、頸管無力症、妊娠中毒症など、飛行機に乗ると危険な場合があるので、
どんなときもまず、必ずお医者さんに相談してから搭乗しましょう。
決してお医者さんに無断で飛行機に乗ってはいけません。
妊娠初期に飛行機に乗るときの注意点
つわりは妊娠4ヶ月ごろ軽くなっていきますが、
それまでの妊娠初期は、飛行機に限らず、車・船など揺れやすいものに乗ることは、
乗り物酔いによるつわりの症状を引き出しやすいのです。
ですから、どうしても妊娠初期に飛行機に乗るときは、エチケット袋を多めに持っていったほうが安心です。
妊娠中はトイレの回数が増えるので、トイレに近い座席を選ぶことも必要です。
妊娠初期は流産をしやすい時期なので、早期流産とつわりのケアに専念することが望ましいです。
妊娠後期は医師の診断書が必要です
航空会社は、搭乗が出産予定日の28日前になるときから、お医者さんの診断書と同意書を求めています。
また、航空会社では、妊婦さんの搭乗のためにサポートをしてくれますので、
各社のホームページを参考にしてください。
JAL ママおでかけサポート
ANA【国内線】 妊娠中のお客様【国内線】
ANA【国際線】 妊娠中のお客様【国際線】
スカイマーク お手伝いの必要なお客様
AIR DO お子様連れ・妊娠中のお客様
スターフライヤー ご妊娠中のかた
フジドリームエアラインズ ママ・ドリームサポート
アイベックスエアラインズ お子様連れ、妊娠中のお客様
ジェットスター 妊娠中/新生児を連れてのご搭乗について
妊娠中のシートベルト、荷物検査のX線が心配?
妊娠中ですし、ベルトの長さが足りなかったらどうしよう・・・と心配ですか?
大丈夫です。延長ベルトを用意してもらえますから、乗務員さんに言いましょう。
また、荷物検査に使われているX線は、外に漏れないようになっているので、大丈夫です。
人間には、おなかの赤ちゃんにも安全な金属探知機を当てているだけです。磁石のようなものです。チェックイン時にゲートでX線チェックはされていません。
エコノミー症候群対策をしましょう
水分補給と、軽い運動でエコノミー症候群を回避しましょう。
狭い空間に同じ姿勢でいると、血流が悪くなってエコノミー症候群を発症しやすくなるのです。
水分補給をして血栓ができないようにして、
手首足首を回したり、ときどき手足を伸ばしたり、少し無理のない程度に機内を歩くことで予防できます。
なるべくゆったりとした服を着ることも大切です。
母子手帳は飛行機に乗るときもどんなときも、忘れずに持ち歩きましょう。
妊娠中の飛行機はほどほどにして、無理のないマタニティーライフをお過ごしください。
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