ハロウィンでなくてもカボチャを!妊娠中もおすすめ!親子で便秘対策カボチャ寒天!

妊娠

ハロウィンで脚光を浴びるカボチャ!

妊娠中に必要な栄養がたっぷり入っています。

わが家では娘の便秘対策に「カボチャ寒天」を作り、

娘はカボチャの皮まで大好きになりました。

ハロウィンの時期だけでなく、

妊娠中から産後を通して

親子でカボチャを食べましょう!

 

妊娠中カボチャはダメってほんと?

妊娠初期にカボチャは良くないとテレビで言われたようなのですが、

これはカボチャに含まれるビタミンAのためでした。

カボチャはβカロチンの宝庫なのですが、

このβカロチンが体内に入るとビタミンAに変化します。

しかし、気を付けなければならないのは、

カボチャの植物性のβカロチンではありません。

うなぎやレバーに含まれているビタミンA(動物性のレチノール)に

注意が必要なのです。

妊娠中うなぎレバーあなごに注意!食べていい量は?貧血改善にはレバーより鶏肉!

 

植物性のβカロチンは体内で必要な分だけビタミンAに変換され、

余ったものは体外に排出されてしまうので

何も問題ありません。

しかし、動物性のレチノールは

摂りすぎると胎児の奇形を引き起こします。

 

というわけで、

カボチャの植物性のβカロチンは妊娠中、何の問題もありません!

 

そのうえ、カボチャに含まれる葉酸は、胎児の成長を助けるのです!

カルシウムや鉄も多く含まれます。

カボチャのβカロチンが体内で変換されたビタミンAと、

カボチャに含まれるビタミンC、Eは相乗効果により

非常に強いアンチエイジング効果を発揮するので、

ママもうれしいですね。

カボチャは親子でうれしい食材です!

 

 

妊娠中摂りたいカボチャの栄養

カボチャの食物繊維

 

カボチャは食物繊維が豊富です。

妊娠中は便秘しやすいですから、

カボチャは助けになりますよ。

おなかの赤ちゃんも

生まれてから、離乳食を食べるほどまで成長すると、

便秘に悩むことがよくあります。

娘の離乳食にはカボチャをつぶして

少しずつあげましたが、

もっと大きくなると、カボチャ寒天にして

わたも皮も合わせて食べさせました。

のちほどこの記事の後半で

カボチャ寒天の作り方をお話しますね。

 

娘は小学生になった今も、

カボチャ寒天が大好きです。

 

カボチャのビタミンE

カボチャにはビタミンEも豊富です。

ビタミンEは、血流を良くして

体を温め、冷え性を改善し、

βカロチンとともに働いて

免疫力や抵抗力を高めてくれるので、

風邪をひきにくくなるのです。

「冬至にカボチャを食べると風邪をひかない」と昔から言われていますね。

カボチャにはカリウムも豊富

カボチャにはカリウムも多く含まれていて、

血圧調整作用による高血圧予防効果のあるGABAも

多く含有しています。

高齢出産では妊娠高血圧症候群のリスクが高くなりますから、

塩分を排出させるカリウムが多いということは、

カボチャは妊娠高血圧症候群を防ぐということになります!

 

カボチャのわたにはβカロチンが果肉の5倍!

カボチャの真ん中にある「わた」には、

果肉部分に含まれているβカロチンよりも

5倍も多いβカロチンが含まれています。

カボチャ寒天ではこのわたの部分も使います。

 

カボチャ寒天の作り方

材料

  • カボチャ・・・1/4個
  • 水・・・・・・1,5カップ
  • きび砂糖・・・80g
  • 粉かんてん・・4g(1包)

① カボチャは種を除きます。

わたはスプーンですくって外し、包丁でたたいて細かくしておきます。

カボチャはくし切りにしたあと、皮をそぎ落とします。

そして、小さく切ります。

わたと皮もいっしょに耐熱容器に入れて600W電子レンジで10分加熱します。

わが家では耐熱容器はシリコンスチーマーを愛用しています。

 

② 熱いうちにうらごしします。

皮も意外に柔らかくて、楽にうらごしできます。

娘はこの皮が好きで、皮をいっしょに入れないと

ガッカリします。

 

わが家では、裏ごしはパパと娘でやってくれます。

うらごししないでミキサーを使うと、

皮がザラザラでとげとげした舌触りになって

食べにくいので、

うらごしせずにミキサーを使いたいときは、

皮は入れないようにしてください。

 

③ 鍋に水1、5カップを入れて、粉かんてん4gを溶かして火にかけ、

かき混ぜながら煮溶かします。

かんてんクックやイオンの粉寒天を

お店でよく見かけますが、

今回はイオントップバリューの粉寒天を使いました。

イオントップバリューもかんてんクックも、

どちらも1包4gです。

 

沸騰したら、ふきこぼれない程度の火にして、

1~2分間沸騰を続けます。

寒天はゼラチンと違って、

  数分間、煮溶かすことが大事です。

④ 溶けたらきび砂糖80gを入れてよく溶かし、

裏ごししたカボチャを加えます。

はじめはボソボソしていますが、

だんだんしっとりしてきます。

なめらかになるまでかき混ぜます。

 

流しかんに入れて、冷蔵庫で冷やしますが、

とても熱いようでしたら、

下の写真のように、保冷剤で上と下から冷やしてから、

冷蔵庫で冷やします。

保冷剤で挟んで粗熱を取ります。

粗熱がとれたら冷蔵庫に入れます。

固まったら型から出して、切り分けます。

 

食物繊維が多いカボチャに、寒天の食物繊維が加わり、

最強の便秘対策になります。

 

妊娠初期に注意したいビタミンAのについては、

下の記事も合わせてご覧ください。

妊娠中うなぎレバーあなごを食べちゃだめ?!食べていい量は?

 

カボチャ寒天に使ったきび砂糖については、

こちらの記事をご覧ください。

離乳食にはちみつはダメ!離乳食に使える甘味料はきび砂糖とメープルシロップがおすすめです

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