敬老の日プレゼント!高齢者の杖の選び方は?散歩・ウオーキングの安全を守るために

健康

近所のお年寄りが、わが家の前の道を毎日お散歩していて、よく話しかけられます。

元気なお年寄りだけでなく、ひざの手術のあとや、ガンの手術のあとの体力維持のためなどで

歩行にが必要なお年寄りも、散歩で体力維持に励んでおられます。

うちの小学生の娘にも話しかけてくださって、散歩中のコミュニケーションがお年寄りの楽しみのひとつのようです。

おじいちゃんおばあちゃんのお散歩のために、安全な杖のプレゼントはいかがでしょうか。

 

高齢者の転倒が心配・・・

お年寄りを見ていて、いつも心配なのが散歩中の「転倒」です。

実際にお隣の家のおじいちゃんが散歩中に転倒してたいへんな騒ぎになりました。

ちょうどまわりに人がいて、ひとりのときではなかったので、すぐに家族に知らせることができたのですが、

お年寄りひとりで転んでそのままになっていたらと思うとぞっとします。

 

今回は、高齢者の散歩・ウオーキング中の安全を守るための「杖」の種類や選び方や、

「転倒感知」の内部センサーでいざという時の駆けつけサービスが安心なGPS「まもるっく」について

お話いたします。

「まもるっく」は子供の防犯に持たせたいGPSとしてよく知られていますが、

子供だけでなく、おじいちゃんおばあちゃんの外出中の安全のためにも役に立ちますよ。

 

高齢者の杖の種類と選び方

にもいろいろな種類があり、転倒を防いで安全に散歩をするには

高齢者の身体の状態にあったタイプのものを選ぶことが重要です。

 

ご本人が実際に手にとって、重さ、安定感、バランスなどの使いやすさを確かめて選びましょう。

 

スタンダードなT字杖

まっすぐで握り手がついているシンプルな形状で、

最もスタンダードなのがT字杖です。

初めてでもすぐに使い慣れることができて、軽量、デザイン豊富です。


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T字杖体重の約6分の1までしか補助できないので、

基本的に杖がなくても歩ける状態の人の歩行サポート用です。

 

麻痺などがない足側の手で持ちます。人差し指と中指でグリップを挟むようにして握りましょう。

いちばん安全な「3点歩行」で歩きます。

  1. 杖を出す
  2. 杖と反対側の痛い足を出す
  3. もう片方の痛くないほうの足を出す
  4. 杖を出す

という順の動作を繰り返して歩きます。

 

T字杖が使いづらいときはロフストランド杖

ロフストランド杖は、サポート力や安定感の高さが特徴で、

上部に前腕を通す輪っか(カフ)がついていて、下部にグリップがついています。

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カフとグリップの2か所で体重を補助するので、体重が分散されて

握力が弱っている高齢者の歩行を安定させます。

カフとグリップの位置が近すぎないように調節しないと手首に負担がかかります。

 

身体に麻痺があるとき、筋力不足で体を支えきれないときなど

T字杖をうまく使えないときロフストランド杖を選びます。

T字杖同様に、人差し指と中指で挟むように握り、3点歩行で安全に歩きます。

 

多脚杖は屋内で使用

T字杖は、地面に1点で接しますが、

多脚杖は、杖の先が3点か、4点になっていて支柱が多く、安定性が高いのが特徴です。

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屋内の平らな場所では便利ですが、

屋外は段差があるので不安定になり、かえって転倒するおそれがあるので、

自宅内や、施設・病院内での移動に限られます。

脚力が低下して足元が安定しない人や、背骨が曲がって姿勢を保てない人に適しています。

グリップが、ひじを30~40度曲げた状態の位置にくる長さのものを選びましょう。

3点歩行の歩き方が安全です。

 

ポールウォーキング用の2本の杖

高齢者の転倒予防や、リハビリテーションを目的として、

2本のポール(杖)を使ったポールウォーキングがあります。

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整形外科のスポーツドクター安藤邦彦先生が提唱されました。

参考:ポールウォーキング協会

2本のポール(杖)を両手で持つことで、歩くときに自然に正しい姿勢を保つことができ、

体の左右のバランスを維持して歩幅を広げた歩行ができます。

 

2本のポール(杖)は、身長の約63%の長さが基本です。

ちょうど背筋を伸ばしておへそにグリップの真ん中がくる長さです。

 

軽度の股関節症の人でもできるほど、足首・膝・腰への負担を軽くできます。

2本のポールを使うことで、上半身も積極的に動かすことができ、全身運動となるので

通常のウォーキングよりも20~30%増の運動効果があります。

 

2本のポールを使うウォーキングというと、ノルディックウォーキングというものもありますが、

使用するポール(杖)形状と使い方に違いがあります。

ノルディックウォーキングの始まりは、ノルディックスキー(クロスカントリー)の選手が

体力の維持と強化として、ストックと靴で雪のない夏場に山野を歩き回って行ったトレーニングです。

トレーニングが目的なので、体幹筋力に自信があってダイナミックなウオーキングを楽しみたいかた向けです。

それに対して、ポールウォーキングリハビリテーションや転倒予防が目的です。

高齢者にはノルディックウォーキングよりもポールウォーキングのほうがおすすめですね。

 

転倒感知できる「まもるっく」で外出中も安心

アルソックの「まもるっく」は、子供の通学や通塾の防犯のために持たせたいGPSですが、

「まもるっく」が役に立つのは子供だけではありません。

高齢者に嬉しい安心機能がついています。

万が一、転倒してしまっても、駆けつけサービスがあれば安心です。

 

転倒感知と駆けつけサービス

「まもるっく」は、緊急時には中央のボタンを長押ししてアルソックに通報できます。

転倒の他に、発作で動けなくなったときにも通報できます。

一定時間、ボタン操作や内部センサーの反応がないときは、ライフリズム異常感知としてアルソックに自動通報されます。

内部センサーが、転倒して動けない状況を感知すると(転倒感知)、アルソックに自動通報します。

 

通報があったときは、アルソックからまもるっくに電話連絡をして状況確認し、

緊急連絡先に位置情報と状況確認内容を連絡します。

 

依頼されればガードマンを出勤させます。(1回6000円+税)

 

「まもるっく」には、かかりつけの病院・主治医を登録できます。

わが家の前の道を散歩中のお年寄りは、術後の不自由な体で体力維持のためにがんばっているかたも多く、

 

途中で転倒したおじいちゃんも実際にいるので、

いざと言うと時のために「まもるっく」を持っていれば安心なのにと思うことが多いです。

 

「まもるっく」について詳しいお話はこちらからどうぞ。

 

どのくらい歩く?一日一万歩歩かなくてもよい?

60歳過ぎたら「一日一万歩」歩かなきゃいけないとか、

歩けば歩くほどよいと思っている人も多いようですが、

過度なウォーキングは膝や腰を痛めるので要注意ですよ。

 

75歳過ぎたら一日5000歩でいい

歩きすぎは関節を痛める危険があります。

正しい姿勢で歩くことも大切で、ガニ股では骨盤底筋が弱って尿漏れが起きやすくなりますし、

内股では膝が変形して将来寝たきり状態になる恐れも出てきます。

 

60歳過ぎたら一日8000歩、

75歳過ぎたら一日5000歩でいいし、

毎日必ずやる必要もありません。

洗濯、掃除、片付けや買い物、庭の水やりなど、

日常生活だけで5000歩ほどは歩いているので、

あとは犬の散歩など、少し外出するだけで十分です。

(ただし、高齢女性は犬の散歩中の骨折リスクが高いというデータがあるので、

犬がリードを強く引っ張らないしつけが必ず必要です。)

ウオーキングするなら夕方がいちばん望ましく、深い睡眠をとれて認知症予防になります。

また、歩く前には十分に準備運動をして筋肉と関節をほぐしましょう。

歩きすぎには十分に注意して、自然体で無理なく過ごすことが大切ですね。

正しい歩き方についての詳しいお話はこの本がおすすめです。

やってはいけないウォーキング (SB新書) [ 青柳幸利 ]

まとめ

  • 杖の最適な長さの目安は、身長÷2+3 です。
  • 高齢者に適した杖で最もスタンダードなのがT字杖です。基本的に杖がなくても歩ける状態の人の歩行サポート用です。
  • ロフストランド杖は、サポート力や安定感の高さが特徴で、上部に前腕を通す輪っか(カフ)がついていて、下部にグリップがついています。
  • 握力が弱っている人、身体に麻痺があるときや、筋力不足で体を支えきれないときなど、T字杖をうまく使えないときはロフストランド杖を選びます。
  • 多脚杖は、杖の先が3点か、4点になっていて支柱が多く、安定性が高いのが特徴です。屋外は段差があるので不安定になり、かえって転倒するおそれがあるので、自宅内や、施設・病院内での移動に限られます。
  • 多脚杖は、脚力が低下して足元が安定しない人や、背骨が曲がって姿勢を保てない人に適しています。
  • 高齢者の転倒予防や、リハビリテーションを目的として、2本のポール(杖)を使ったポールウォーキングがあります。
  • 2本のポールを使うウォーキングというと、ノルディックウォーキングというものもありますが、使用するポール(杖)の形状と使い方に違いがあります。高齢者にはポールウォーキングのほうがおすすめです。
  • アルソックの「まもるっく」は、子供の通学や通塾の防犯のために持たせたいGPSですが、「まもるっく」が役に立つのは子供だけではありません。
  • GPS「まもるっく」には、転倒感知や駆けつけサービスなど、高齢者の安全に役立つ機能がたくさんついています。
  • 60歳過ぎたら一日8000歩、75歳過ぎたら一日5000歩でいいし、毎日必ずやる必要もありません。歩きすぎには注意して、自然体で過ごしましょう。

 

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