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子供のやる気スイッチの押し方はコーチングで!自分でできる小学2年生になる!

進研ゼミ

進研ゼミ小学講座で勉強している娘がいます。

もう小学2年生、自分のことは自分でできるようになってくるだろうと思っていましたが、

なかなかの甘えん坊で、勉強するのも時間割を揃えるのも

ママといっしょにやりたがり、ひとりではできません。

 

進研ゼミ小学講座では、毎月保護者通信が教材とともに送られてきます。

進研ゼミ小学講座年生の4月号保護者通信では、

子供のやる気スイッチを押すほめ方を、

コーチングの専門家石川尚子先生が教えてくださいました。

小学年生のやる気の波に応じて効果的な言葉かけを学んでいきます。

コーチングの専門家石川尚子先生がアドバイスしてくださいました。

 

やる気スイッチが入るコーチングとは?

石川尚子先生について

石川尚子先生は、国際コーチ連盟プロフェッショナル認定コーチです。

ビジネスコーチとしてだけではなく、高校生・大学生の就職セミナー、

小学生・中学生への講演も行っておられます。

著書に『言葉ひとつで子供が変わる やる気を引き出す言葉 引き出さない言葉』(つげ書房新社)があります。

言葉ひとつで子どもが変わる増補 やる気を引き出す言葉引き出さない言葉 [ 石川尚子(コーチング) ]

可能性を引き出し、自主性を促すコーチング

コーチングとは、

「相手の可能性を引き出し、自発的に行動を促す」コミュニケーション・スキルです。

 

いきなり勉強しなさいとしかるのではなく、

今は疲れているとか、算数が難しくて自信をなくしているなど、

勉強を今はやりたくないという気持ちをまず受け止めた上で、

子供のいいところを見つけてほめることが大事です。

これが”先ほめ”のコーチング手法です。

 

ほめられることで、やる気スイッチが入り、自発的に取り組む気持ちが高まります。

小学年生では、この”先ほめ”が我が子を応援するコツになります。

 

小学2年生の「年間やる気チェック」

保護者通信では、

まず小学2年生の一年間には「やる気」の波があることを説明しています。

  • パワフル期:2年生進級直後と、3年生進級直前
  • ストレス期:5月頃、新しい学校生活や新しい友達関係にストレスがたまる。
  • クタクタ期:運動会、プール、学芸会などの学校行事の時期に疲れがたまる。
  • ダラダラ期:夏休み・冬休み明けで、自宅でののんびりペースが抜けない。

石川先生がそれぞれの時期での”先ほめ”テクニックのコツを教えてくださいます。

 

パワフル期

パワフル期、この時期は子供のがんばりに任せてOKです。

 

しかし、おうちの人は、ただ黙って見守るのではなく、

「宿題始めるんだ」「今日も元気だね」など、子供の様子をそのまま言葉にして伝えましょう。

おうちの人が言葉にして伝えることで、

見守られている、認めてくれているということを感じ、自信になるのです。

 

私も勉強の準備を始めようとしているときに、

「やるの!?」「すごい!さすが2年生だね!」

「もう、こんなむずかしい問題に挑戦するんだね、すごい!」などと声をかけています。

 

パワフル期は、子供の気持ちに合わせてテンション高めにほめることで、

取り組む意欲と自信が高まります。

また、素直な2年生だからこそ

「(算数)得意だね」「才能があるね」などと大げさにほめると、

やる気スイッチが入ってほんとうに得意科目になったりすることもあるので、

気持ちのもち方というのも大切です。

 

ストレス期

特に5月頃、ストレスが溜まって疲れているときは、

愚痴をしっかり聞いて気持ちを受け止めてあげましょう。

 

言いたいことを伝えることは、子供にとって大きな前進です。

愚痴は無駄なことではないのです。

 

愚直は大切・・・!

我が家でも5月に入って娘が新しい友達関係と給食当番で悩むことがあり、

帰宅後ずっと話を聞いたことがあります。

 

ひとりで解決できそうにない状況だったので、娘が自分で担任の先生に相談するきっかけのために、

連絡帳に娘から聞いた状況を書いておきました。

 

担任の先生も、

「困った気持ちをお母さんに話せたことがひとつの大きな前進です」、と言ってくださいました。

連絡帳に書いたことも

「お母さんがこうして背中を押して先生に相談しやすくしてくださって助かります」、と言ってくださいました。

愚痴はとても大切なことです。

 

愚痴をしっかり聞いて受け止めて、ようすが落ち着いた時を見計らって、

「(宿題)いっしょにやってみる?」など背中を押す声かけをしましょう。

 

スモールステップで成功体験を増やす!

また、スモールステップでやるべきことを細かく区切り”先ほめ”すると、ほめる場面が増えます。

この時期にスモールステップで成功体験を積むで、効果的に自信をもたせることができます。

 

私はこのような娘のストレス期には、

「1ページだけやってみようか」と、目標を低く小さくして促しました。

そして、勉強の準備をしただけで「お、すごいね!」とほめます。

さらに1ページできると「ちゃんとできてるね、わかっているね、すごい!」

と がんばりをしっかり受け止めました。

 

算数など、少し前の問題のできているところを見て、

「ほら、こんなにわかっているんだね!」と、今までのがんばりもほめました。

すると、1ページどころか3日分のワークをやってしまいました。

 

また、「チャレンジ」のワークの算数で、わからない問題が出てあわててパニックし、

泣き出したことがありましたが、このときも前の問題のできているところを見せて、

「大丈夫、今までこんなにがんばってきたでしょう」とこれまでの過程をほめました。

 

「結果」だけ認めるのではなく

それまでの取り組みの「過程」を認めることがやる気アップにつながります。

 

クタクタ期

運動会など、学校行事が続く時期は体力消耗が激しいクタクタ期ですね。

 

娘の通う小学校も、今年から運動会は5月末になりました。

昨年まで9月末でした。

毎日の練習と最近の異常な暑さで、

お昼休みに机でぐっすり眠ってしまう友だちもいるそうです。

2年生になって6時間授業の日が週に1日できました。

 

「疲れたね」と共感する言葉かけが大事になってきます。

「毎日学校に行ってがんばっているもんね」

「大変だよね」と、普段のがんばりを認める言葉かけをすると、

受け止めてもらったことでエネルギーが湧いてきます。

そのうえで、「今日は休んで、明日の朝やる?」などと尋ねてみましょう。

 

勉強でまちがっても「考え方はあってるよ」など、できているところをほめると、

疲れていても「もう少しがんばろう」と感じられます。

 

勉強前に、終わったら好きなことをやる自由時間にしよう、と

ごほうびをいっしょに考えると、子供のやる気を刺激できます。

 

ダラダラ期

夏休み・冬休み開けはなかなか学校のペースに戻すのに苦労しますよね・・・

どうしてもダラダラしてしまいます。

 

娘が3月にインフルエンザと学級閉鎖で1週間休んだあとも、

いまひとつ勢いが出ませんでした。

こういうときは、最初の一歩のサポートが大事です。

 

「今日は宿題あった?先にやったほうが、

あとでたくさん遊べるからいいと思わない?どう思う?」などと、

質問形式で勉強にのせましょう。

 

やらせるのではなく、子供が自分から行動するような言葉かけが大切です。

 

自分から勉強を始めようとしたときは、取りかかる瞬間のタイミングを見逃さず、

「勉強が得意だね~」などと明るく前向きに声かけして背中を押しましょう。

勉強ができたら、「おっ!こんなところもできている!むずかしいなあ、ママできるかな~」などと、

さりげなくひとり言のように言って、直接ではなく間接的にほめると素直に喜びます。

 

前向きな暗示・肯定的な認めをプラスする

「宇宙飛行士になれるよ」「きっとなれるよ」など

未来に対してプラスの言葉でたくさん声かけして、

素直な2年生をどんどんその気にさせましょう。

自分はできるんだという自信を高めましょう!!

 

生活のあらゆる場面で肯定的な言葉かけを・・・!

子供が夢中になっている行動肯定的な言葉にして声かけするのも大切です。

「おいしそうに食べてるね」「この本、好きなんだ」など。

 

仮におうちの人にとって良いとは思えないことでも、否定はNG。

自分の行動を肯定的にとらえられたことで、おうちの人への信頼感が高まります。

 

うちの娘はおはじきやビーズが大好きで、部屋中に細かくきれいに並べて遊ぶのですが、

親にとっては部屋が片付かないと困ることがかなりあります。

でも「すごいきれいな配色だね!すごい!」とほめて

ほんとうにきれいに並べているので私も感動するのです)、

「片づける前にスマホで写真撮っておこうね」と言って撮影してから片づけさせました。

 

勉強に限らず、

生活のあらゆる場面で前向きで肯定的な言葉かけをすることが大切なのですね。

 

保護者通信のまなびアドバイザーの言葉で、

「小学2年生になってできることが増えても、

まだまだ今はひとりでできなくて当たり前なんです。」

というひと言にほっとしています。

 

赤ちゃんの頃からずいぶん大きくなりましたが、

まだ親を必要としてくれていることに感謝ですね!

 

まとめ

  • コーチングとは、「相手の可能性を引き出し、自発的に行動を促す」コミュニケーション・スキルです。
  • 疲れているときや自信をなくしているときなど、勉強を今はやりたくないというときに、その気持ちをまず受け止めた上で、子供のいいところを見つけてほめることが大事です。これが”先ほめ”のコーチング手法です。
  • 小学2年生の一年間には「やる気」の波があり、パワフル期、ストレス期、クタクタ期、ダラダラ期の4つに分けられ、それぞれの時期に合わせた”先ほめ”テクニックが必要です。
  • 子供の愚痴を聞くことはとても大切です。
  • 「結果」だけ認めるのではなく、それまでの取り組みの「過程」を認めることがやる気アップにつながります。
  • 生活のあらゆる場面で肯定的な言葉かけをしましょう。
  • 小学2年生になってできることが増えても、まだまだ今はひとりでできなくて当たり前です。

 

進研ゼミの保護者通信は、必要な親のサポートについてわかりやすく教えてくれるので

とても参考になりますよ!

進研ゼミ小学講座についてくわしくはこちらからどうぞ。

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