赤ちゃんのいるお部屋の暖房はどの程度がちょうどいいか、
特に新生児から生後3ヶ月頃までは注意が必要です。
生まれたばかりの赤ちゃんは、体温調節機能がまだ未熟なので、暖め過ぎは危険ですし、寒さを我慢しすぎると低体温症を引き起こします。
新生児は毎日最低2回は体温測定することが大切です。
赤ちゃんにちょうどよい室温は?
赤ちゃんにちょうどよい室温を考えるときは、温度・湿度の両方に注意します。
まず、寝ている赤ちゃんの枕元に室温計を置きましょう。
そして、温度とともに湿度にも気を付けます。
寒い冬場は室温が20℃を下回らないようにします。
赤ちゃんのいるお部屋にちょうどいい適温は、20℃から28℃くらいです。
冬は20℃から23℃くらいがいいでしょう。
湿度は40%から60% を保ちたいですね。
最も手軽で効果的なのはやはりエアコンです
室温管理でいちばん手軽なのはエアコンですが、注意が必要です。
床付近は低温
赤ちゃんのいるお部屋でも一番手軽に多く使われているのはエアコンですね。
エアコンなら高いところに設置するので、赤ちゃんがあんよを始めても触れる心配がありません。
やけどや火事を心配しなくてすみます。
ただ、暖かい空気はお部屋の上部にたまってしまうので、床付近は暖まりにくい難点があります。
乾燥注意!!必ず加湿しましょう!!
風向きを下向きにすると、お部屋の下部も暖まりやすくなりますが、エアコンの暖かい空気を直接浴びると乾燥で目鼻のどにダメージを受けます。
お部屋に濡れたバスタオルを干すとか、洗濯物を全部部屋干しにしてしまうとか、加湿器を使うなどして、湿度にも十分に注意が必要です。
乾燥で目鼻のどの粘膜を傷めると、風邪、インフルエンザへの抵抗力が弱くなります。
2月の寒いうちに早くも花粉症の兆しも出てくるので、粘膜が傷んでいると花粉症も悪化します。
湿度40%~60%を必ず維持しましょう。
新生児には24時間エアコンつけっぱなしもあり!
生後3ヶ月までは昼も夜も授乳する時期ですし、ママも寒さで負担がかかるといけないので、24時間エアコンつけっぱなしもありです。
生後3ヶ月以降は授乳間隔も落ち着いてきて、夜はまとめて4~5時間眠れることも出てきます。
夜間はエアコンを切るとか、赤ちゃんに授乳する朝の時間帯にタイマーセットするなどしてもよいでしょう。
夏季冬季ともにエアコン内部が汚れると効率がぐっと落ちるので、エアコンの内部洗浄は年に一度、夏になる前に業者に頼んで必ずやってもらいましょう。
赤ちゃんがいると、お布団やおむつ交換などほこりも発生しやすいので、大人だけのときよりもエアコンにほこりがたまりやすくなります。
内部洗浄のロボット機能つきのエアコンでも、5年に一度は必ず業者に頼んでしっかりと洗浄してもらう必要があります。
暖め過ぎはSIDSを引き起こす危険があります
また、赤ちゃんをエアコンの吹き出し口の真下に寝かせないように注意しましょう。
乾燥のほかに、心配なのが「暖め過ぎ」です。
赤ちゃんの体温が上がり過ぎることが、SIDS(乳幼児突然死症候群)の原因のひとつと言われているからです。
赤ちゃんの手足が冷たくてもあわてず、背中が汗ばんでいないか確認 しましょう。
手足が冷たくてびっくりしてあわてておくるみや毛布をかけすぎると、すぐに汗だくになることがあります。
赤ちゃんにおくるみや衣服を着せすぎると、「うつ熱」になることがあります。
身体に熱がこもって体温が上昇するのです。
うつ熱によって赤ちゃんが上手に呼吸できなくなることがあるのです。
SIDS(乳幼児突然死症候群)は、12月から5月にかけての冬から春にかけて、時間帯は早朝4時から午前中に多いことが、厚生労働省の調査でわかっています。
電気カーペットや床暖房・こたつは赤ちゃんに不向き
とても暖かい床暖房も、赤ちゃんには体温の過剰上昇の危険がありますので、直接床に布団を敷いて寝かせないようにします。
電気カーペットも赤ちゃんには熱すぎます。
どうしても使うなら、高温設定ではなく低温設定で。
ハイハイを始めた赤ちゃんは、電気コードにからまらないように、大人がいっしょにいるときだけのみの使用にしましょう。
こたつも入りっぱなしだと身体が暖まりすぎてしまい、危険です。
アンカや湯たんぽを使うときの注意点
アンカや湯たんぽは、産院によっては避けるように注意喚起するところもあります。
室温が15℃くらいあれば使う必要はありません。
でも、隙間風のある古く天井の高い木造住宅などは断熱性が低く、かなり冷え込むことがありますね。
そのような場合、新生児の場合は低体温症の危険がありますので、アンカや湯たんぽを使ってもいいのです。
低温やけどをしないように必ずタオルなどでくるんで、足元から20~30㎝離して置きましょう。
エアコンをつけても寒い場合は?
暖め過ぎはうつ熱を引き起こしてSIDS(乳幼児突然死症候群)の危険がありますが、反対に冷え過ぎは低体温症を招いてこちらも危険です。
室内だから大丈夫と、エアコンの設定温度を過信もできません。
エアコンの吹き出し口から離れたお部屋の出入口付近はかなり冷え込むこともあります。
大人が室内でも半纏(はんてん)やフリースの上着などを重ね着しないと寒いときは、だいたい室温は20℃より冷えているでしょう。
冬は、低体温症にも注意が必要です。
低体温症とは、直腸温が35℃以下に下がった状態のことをいいます。
赤ちゃんの体温を測って36.5℃あったとしても、腕やすね、ふくらはぎがひんやりしていたり、紫色になっていたら、要注意です。
そのままでは体力消耗して元気がなくなり、おっぱいを吸う力もなくなります。
最悪の場合、生死にかかわることもあります。
こんなときは靴下をはかせたり、アンカ・湯たんぽを使ったりして防寒しましょう。
エアコンの設定温度を少し上げてもいいでしょう。
赤ちゃんにはスリーパーを使用する
赤ちゃんも成長するとおとなしくねんねばかりではなくなってきます。
足の力がついてきますから、ちょっと暑いと布団を剥ぎますし、寝返りできるようになると、ゴロゴロ転がって朝には布団から完全に外れて寝ていることもあります。
そんなときは、厚手のスリーパーを着せて寝かせると、布団をかぶらなくても暖かく過ごせるでしょう。
こちらのスリーパーは、伸縮性に優れ、赤ちゃんがママのおなかにいたときのように安心してよく眠ることができます。
足を自由に動かせるので、発育性股関節形成不全の心配がありません。
パネルヒーターやオイルヒーター
空気を汚さず、乾燥の心配もないということで、パネルヒーターやオイルヒーターも人気です。
表面を触ってもやけどするほど熱くないことでも、小さい子のいる家庭では暖房の候補としてあげられます。
パネルヒーター サンルミエ・エクセラの使い心地
わが家は古い木造住宅で、居間は特に天井が高くなっていて、エアコンで暖まった空気が上部に行きやすく、畳の下部はどうしても冷えやすいです。
補助暖房としてパネルヒーターの「サンルミエ・エクセラ(セブン)」を使っていますが、これがとても体に優しいのです。
ポカポカが持続する!
私は冷え性で冬はホカロンを1日に3つ使わないと耐えられなかったのですが、サンルミエ・エクセラ(セブン)を使ってから、ホカロンを使うのを忘れていました。
遠赤外線ヒーターということで、ほんとうに日向ぼっこしているように体が暖まります。
自動運転8時間で電気代98円ということですが、1日中継続して使わなくても、冷えが気になるときに短時間使っても、そのあとの体の暖まりかたが持続しているのです。
お風呂上がりはしばらく体のポカポカが持続しているのと似たような感じです。
遠赤外線の効果
遠赤外線が電磁波の一種ということで、電子レンジの電磁波と混同されるかたが多いようですが、電子レンジの電磁波は、マイクロ波といって波長が全然違います。
遠赤外線は太陽光線に含まれているもので、太陽光線は電磁波の一種なのです。
太陽光線は波長が短いものから順に、紫外線・可視光線・赤外線・マイクロ波の4つにわけられ、そのうちの赤外線がさらに近赤外線・遠赤外線・超遠赤外線の3つに分けられます。
遠赤外線の中には、生育光線(成長光線・育成光線)という生物に有効な光線があることをNASA(アメリカ航空宇宙局)が発見しました。
生物からは(ヒトの体からも)同じような生育光線が発せられているので、生育光線同士が共振して熱エネルギーに変換・吸収されるのです。
この「共振吸収」によって血行が促進されて、体が芯からポカポカになるのです。
そういえば、日向ぼっこしていると日差しと自分の体が対話しているような気持ちがして、心の中までも暖かくなりますよね・・・
そんなことを思い出すと、サンルミエ・エクセラ(セブン)とも体が呼応し合っているように思えて、なんだか楽しくなってくるのです。
キャスターがあって簡単に移動できる
居間で使っていますが、キャスターがついているので台所にも簡単に移動できます。
オイルヒーターはとても重いですが、サンルミエ・エクセラ(セブン)は約7㎏、女性でもわりと簡単に持ち上げて運ぶこともできます。
台所でお皿を洗う間だけでもそばに置いておくと、ふくらはぎがあたたまって、全身の血行が活発になるのを実感できます。
台所で使うときは、強・中・弱の3段切替の「中」で十分に足元があたたまります。
薄型で場所をとらない
薄型(約24㎝)でコンパクトなので、狭い台所でも助かります。
うちだけでなく、かかりつけ医の病院の待合室でも、サンルミエ・エクセラ(セブン)が置かれていました。
コンパクトで場所をとらないのにこの暖かさは嬉しいです。
なによりも安全!
小さい子がいるご家庭では安全に一番気をつかいますが、サンルミエ・エクセラ(セブン)は、もし触れてもやけどしないようにガードがあります。
転倒したときの電源遮断装置もついていますし、過熱防止機能がついているので、万が一毛布などがかかりっぱなしになって熱がこもっても、過熱防止機能が働いて停止するので、火事を防ぎます。
火事の原因でよくあげられるのが、就寝時に電気ストーブに布団や毛布がかかって発火するということなので、就寝時にも安心して使えるのは、ヒートショックが心配なお年寄りにも嬉しいですね。
夜間に赤ちゃんに授乳するママ も大助かりです。
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日照時間によって同じ地域でも暖房費が全然違う!!
わが家は真冬、となりの建物の影に入ってしまい、太陽が朝日しか当たらないので、家全体が冷え切ってしまいます。
庭に洗濯物を干しても、冬はなかなか乾きません。
そのためにも冬場は洗濯物を室内に干して、エアコンの乾燥対策にもしています。
エアコンの乾燥と洗濯物の加湿でちょうどよくはなっているのですが・・・。
同じ町内でも、一日中日当たりのよいおうちは、エアコンもいらないほどお部屋がポカポカしています。
洗濯物もよく乾くそうで、こんな近くに住んでいてあまりにも違うので驚きます。
すぐ近くのおうちでも冬の日照時間によって暖房費は大幅に変わります。
エアコンをかけても家自体が日陰で底冷えしてしまうわが家は、サンルミエ・エクセラ(セブン)が日向ぼっこの太陽の代わりになっています。
娘は小学生になりましたが、朝、登校前にサンルミエ7の前で暖まってから出発しています。
赤ちゃんも1歳を過ぎればそれほど気を使わなくても体温調節機能が発達します。
新生児から生後3ヶ月がいちばんたいへんなときです。
産後のママの体も弱っていますから、ほどよい暖房で寒さの我慢大会をせずに、心地よくお過ごしください。
あたたかくして春を待ちましょうね。
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