秋に妊娠中の栄養管理におすすめの
食材をご紹介します。
妊婦さんに人気のさんま、
秋の味覚いもくりかぼちゃは
妊娠中に必要な栄養がたくさんある
おすすめ食材です。
風邪予防には梨、大根、れんこんなどを食べましょう。
秋の味覚さんまは妊婦さんに大人気!
お魚を食べると頭のいい子が生まれる、
子供にお魚を食べさせると頭のいい子になれる、
というのはほんとうです!
さんまなどの青魚に含まれるオメガ3脂肪酸は、
子供の発育を助け、視覚の補助になり、脳の働きを活発にし、
記憶力・集中力、判断力を高めます。
胎児の器官の正常な形成のためにも、
多くのDHA(ドコサヘキサエン酸)が必要です。
焼き秋刀魚一日に1匹で、
一日に必要なDHA(ドコサヘキサエン酸)が摂取できます。
また、オメガ3脂肪酸の摂取は
早産を予防し、生まれた子供の
喘息発症リスクを低下させます。
魚によっては水銀が含まれている可能性が高いものがあり、
妊娠中は食べる量に気を付けなければならない魚もありますが、
さんまは水銀の心配なく食べられます!
くわしくはこちらからどうぞ。
妊娠中、安心しておいしい秋刀魚をお召し上がりください!
妊娠中の便秘対策にさつまいも!葉酸はダウン症予防!
妊娠中はさつまいもで便秘解消しましょう!
さつまいもに含まれる成分で、便秘を解消させるのは、
食物繊維とヤラピンです。
さつまいもの水に溶けにくい食物繊維は
腸の動きを助けます。
さつまいもを輪切りにすると出てくる白い乳液の成分は
「ヤラピン」といって、さつまいもにしか含まれていません。
ヤラピンは胃の粘膜を保護したり、腸の蠕動運動を促進したり、
便を柔らかくするのです。
さつまいもの食物繊維とヤラピンの相乗効果が
便秘に効果を発揮するのです。
妊娠中の便秘解消にはさつまいも。
アロエは羊水が濁るので、便秘解消のためとはいえ、
妊娠中は食べるのはやめましょう。
さつまいもには葉酸も含まれています。
葉野菜の葉酸は加熱調理に弱いですが、
さつまいもの葉酸は加熱調理に強いです!
葉酸はおなかの赤ちゃんが新しい細胞を作って
体の組織を形成していく過程で不可欠な栄養素です。
厚生労働省も妊娠中の葉酸摂取を奨励していて、
葉酸を摂ることでダウン症発生のリスクが抑えられます。
さつまいもの栄養の詳しいお話と、
さつまいもを楽しくおいしいおやつにする
いもきんとんの作り方はこちらからどうぞ。
妊娠中のおやつに栗!
妊娠中のおやつにおすすめなのが栗です!
栗は早産・流産を防いで胎児を育てる力をつけます。
妊娠中に大切な葉酸も豊富です。
カリウムが多いので、
妊娠高血圧症候群やむくみの予防にもなります。
また、食物繊維がさつまいもの2倍ありますので、
便秘解消にも役立ちます。
葉酸・カリウム・食物繊維といった栄養価では
日本の栗より天津甘栗のほうが高いですが、
カロリーも天津甘栗のほうが高くなります。
妊娠中は日本の栗なら5個、天津甘栗なら10個までを
ゆっくりよく噛んで食べましょう。
くわしくはこちらからどうぞ。
免疫力アップ風邪予防と便秘解消が期待できるカボチャ
冬至にカボチャを食べると風邪をひかないといいますが、
それはカボチャに含まれる豊富なβカロチンと
ビタミンEの相乗効果によるものです。
免疫力や抵抗力が高まり、風邪予防になります。
カリウムも多いので、妊娠高血圧症候群が心配な
高齢出産の妊婦さんはぜひ食べてほしい食材です。
食物繊維も豊富ですから、カボチャ寒天を作って食べると
最強の便秘対策になります。
カボチャの栄養とカボチャ寒天のレシピは
こちらからどうぞ。
乾燥する秋の風邪予防に梨・大根れんこん・ぶどう
東洋医学では秋の乾燥に注意することが大切としています。
肝・心・脾・肺・腎の五臓のうち、
肺のトラブルが増えるのが秋です。
ですから、肺を潤す食薬が役立ちます。
肺を潤すのは梨、大根れんこんなどの色の白い食べ物です。
夏の間の発汗で失った気を補うぶどうも大切です。
梨は昔の中国では、のどを痛めたときの治療にも使われていました。
妊娠中、色の白い食べ物で、
風邪を寄せつけない丈夫な体になるための詳しいお話は
こちらからどうぞ。
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