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妊娠中にチョコレートを食べると赤ちゃんがよく笑う?食べ過ぎ注意!適度な量とおすすめチョコ!

妊娠

 

妊娠中にチョコレートを食べるとよく笑う赤ちゃんが生まれてくると、

話題になっています。

妊娠後期は特に甘いものが食べたくなるので、このお話はうれしいのですが、

チョコレートのカフェインや脂質など、どのくらいなら食べていいのか

適度な量を知りたいですね。

おすすめチョコも合わせてご紹介します。

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フィンランドのヘルシンキ大学から発表されました

まず、チョコレートについて信頼できる研究機関の情報を見てみましょう。

食べ過ぎにさえ気を付ければ、体によい点もあるので、

妊娠中にチョコ厳禁にする必要はなさそうです。

 

適度な量ならしあわせに前向きになれる!

ヘルシンキ大学の研究の実験結果によると

「妊娠中にチョコレートを定期的に食べている妊婦さんからは、

よく笑う赤ちゃんが生まれた」ということです。

その理由は、チョコレートに含まれるフェニルエチルアミンという物質が

赤ちゃんに良い影響を及ぼすからではないか、と言われています。

フェニルエチルアミンは別名恋愛ホルモンとかやる気ホルモンなどと言われていて、

恋愛中にドキドキしたり、しあわせな気分に高揚したりするのはこの物質の働きです。

フェニルエチルアミンは、エンドルフィンという物質を脳内で分泌させて、快感をもたらします。

妊婦さんがチョコレートを食べると、気持ちが高揚してストレスが軽減し、

快感を得てしあわせにリラックスできます。

ママがしあわせだと赤ちゃんにも伝わるのですね。

 

食べ過ぎると気分が落ち込む?!

ただし、これらのうれしい作用は少量のチョコレートを食べたときだけです。

 

脂質・糖分が多いチョコレートをたくさん食べ過ぎるとどうなるでしょうか。

まず、太ります!妊娠糖尿病もこわいです!

カフェインの悪影響も出てきます。

血液中の糖分の量の大きな変動により、かえって

気分が落ち込みやすくなってしまいます!

少量ならしあわせで健康になるけど、

適度な量を超えると体に悪くて気分が落ち込むのがチョコレートなんですね。

妊娠中は特に食べ過ぎには警戒しましょう!

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エール大学からも発表があります

妊娠とチョコレートの関係で、

アメリカのエール大学からもうれしい研究発表があります。

ビターチョコが妊娠高血圧症候群を低減する?!

エリザベス・トリシェ博士の研究チームは、1996年~2000年にかけて2291人の女性を対象に調査したのですが、

ビターチョコを食べた妊婦さんは妊娠高血圧症候群になるリスクが69%も低かったという結果が出たのです。

 

さらに、妊娠後期の3か月間に、1週間5回以上ビターチョコレートを食べた妊婦さんは、

食べない妊婦さんよりも妊娠高血圧症候群になるリスクが約40%減ったと報告されました。

 

これはチョコレートのカカオ豆に含まれるテオブロミンという物質の働きにより

胎盤への血流量が増えるためとのことです。

テオブロミンは、自律神経を整える作用とそれによるリラックス効果が期待できる成分です。

極端にハイテンションにさせるような気分高揚感ではなく、

より注意深くなったり頭の回転を良くさせるのです。

カカオ豆には他に、妊娠高血圧症候群リスク軽減に役立つ成分として、

マグネシウムフラボノイドがあります。

マグネシウムは血圧を下げますし、フラボノイドは抗酸化物質で記憶力をアップし、

ガン・高血圧・糖尿病のリスクを下げます。

 

食べ過ぎればやはり悪影響を起こします

チョコレートのカカオ豆の良い作用も摂りすぎると悪影響を起こします。

テオブロミンにも悪い面があるのです。

テオブロミンは利尿促進剤としてかなり強力になり得るもので、

大量摂取すると、不安感・頭痛・吐き気などを起こすのです。

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チョコレートの適度な摂取量とは?

妊娠中とチョコレートの関係を見てきましたが、

いずれにしても食べ過ぎはいけないことがわかりました。

よく心配されるのが、チョコレートに含まれるカフェイン量です。

次の2点について見ていきましょう。

  • チョコレートのカフェイン量
  • チョコレートの適度な摂取量

チョコレートのカフェイン量とコーヒー1杯のカフェイン量

まず、チョコレートのカフェインの量を見てみましょう。

 

チョコレート100g(板チョコ2枚程度)中のカフェイン量

  • ミルクチョコレート 20㎎
  • ビターチョコレート 46~80㎎
  • ホワイトチョコレート ほぼ0(入っていても微量)

これに対して、コーヒー100mlに含まれるカフェイン量は、約60㎎です。

ですから、コーヒー杯(150ml)のカフェイン量は、90㎎ になります。

 

妊娠中のカフェイン摂取量

カフェインの胎児への影響については、世界保健機関(WHO)でもまだ確定していないとしてはいますが、

妊婦さんのコーヒーは一日3~4杯としています。

 

英国食品基準庁(FSA)ではWHOより厳しく制限しており、

妊娠中カフェインは1日200㎎まで(コーヒーをマグカップで2杯ほど)としています。

 

カナダ保健省(HC)、オーストリア保健・食品安全局、

韓国食品医薬品安全庁(KFDA)では、

妊婦のカフェインは1日300㎎までとしています。

カフェインの胎児への影響

カフェインは胎盤を通りやすいと言われているので、

ママが摂取したのとほぼ同じ濃度でおなかの赤ちゃんも摂取したことになります。

胎児は代謝機能が未熟なので、体内からカフェインを排出しにくいのです。

カフェインはおなかの赤ちゃんの中枢神経を覚醒・興奮させます。

そして、子宮内での赤ちゃんの発育遅延のリスクを増加する可能性を引き起こします。

カルシウムや鉄分の吸収の妨げにもなり得ます。

妊娠中のカフェイン大量摂取によって、流産や死産の恐れも出てくるのです。

妊娠初期の、胎盤が作られる時期は特に、カフェイン摂取をできるだけ控えましょう。

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チョコレートの適度な量は?

このように妊娠中はカフェイン摂取には気を付けなければなりませんが、

カフェインだけで見るならば、チョコレートにはカフェインは大量には含まれていません。

コーヒー1杯でカフェイン90㎎に対し、

ミルクチョコレート1枚ではカフェイン10㎎です。

しかし、チョコレートの糖分と脂質は太る原因になります。

チョコレートのカフェイン量より、カロリーに気を付けなければならないのです。

妊婦さんが間食にかけられるのは1日約200kcalということを考えると、

妊娠中のチョコレート摂取の目安は、

板チョコ1日に1/2枚分(25gほど)になります。

甘いミルクチョコレートと、苦いビターチョコレートでは

甘いほうがカロリーが高いと錯覚しがちですね。

カロリーについて、実際は(メーカーによりますが)

両方同じか、ビターチョコレートのほうが若干高くなります。

 

苦いからと安心してビターチョコレートを食べ過ぎないように気をつけましょう。

苦い分、カフェイン量も3倍ほどになります。

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妊娠中は高カカオチョコレートに注意

健康によいと言われている高カカオチョコレートですが、

脂質カフェインは多いですよ。

具体的な数字を見てみましょう。

高カカオチョコレートは脂質が多い

高カカオチョコレートはカカオの含有量が多いので、

脂質が多く、エネルギーが高いです。

脂質の割合は40.7%~53.5%で、普通のチョコレートの1.2倍~1.5倍になります。

 

高カカオチョコレートはカフェインが多い

高カカオチョコレートはカフェインもテオブロミンも多く、

普通のチョコレートのになるものもあります。

高カカオチョコレートのカフェインは、68~120㎎/100g にもなり、

コーヒー1杯分のカフェインにも相当してしまうのです。

カフェイン量もカロリーも高い高カカオチョコレートは、

妊娠中は避けましょう。

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妊娠中におすすめのチョコレート

妊娠中にチョコレートを絶対に食べないとなるとストレスもたまってしまいます。

板チョコはあらかじめ小分けにしておくなど、食べ過ぎない工夫をすれば、妊娠中の心にも体にも良い効果があって、おなかの赤ちゃんにも良い助けになるでしょう。

 

また、高脂肪・高カロリーが心配な妊娠中には、ノンシュガーのドクターズチョコレートはおすすめですよ。

 

食べ過ぎはいけませんが、ストレスをためすぎないように、妊娠中でもチョコレートを楽しみたいですね(^^♪

 

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妊娠中にチョコレートを食べると赤ちゃんがよく笑う?食べ過ぎ注意!適度な量とおすすめチョコ!まとめ

  • ヘルシンキ大学の研究の実験結果によると、「妊娠中にチョコレートを定期的に食べている妊婦さんからは、よく笑う赤ちゃんが生まれた」ということです。その理由は、チョコレートに含まれるフェニルエチルアミンという物質が赤ちゃんに良い影響を及ぼすからではないか、と言われています。
  • エール大学の研究によると、ビターチョコを食べた妊婦さんは妊娠高血圧症候群になるリスクが69%も低かったという結果が出ました。
  • ただし、少量ならしあわせな気分になり、健康によいけれど、適度な量を超えると体に悪くて気分が落ち込む作用があるので、食べ過ぎには気を付けましょう。
  • 妊娠中のチョコレート摂取の目安は、板チョコ1日に1/2枚分(25gほど)になります。
  • チョコレートのカフェイン量は少ないので、カフェインよりも糖分と脂質のカロリーに気を付けなければなりません。
  • 高脂肪・高カロリーが心配な妊娠中には、ノンシュガーのドクターズチョコレートがおすすめです。

 

産後も赤ちゃんのお世話で疲労困憊する中、チョコレートが食べたくなるでしょう。

チョコレートに含まれるカフェインは少ないですが、コーヒーといっしょにチョコレートを食べるとなると、

カフェインには気を付けないといけません。

産後の授乳中とチョコレートについてはこちらからどうぞ。

 

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

コメント

  1. 幸せパンダ より:

    こんばんは!
    思わず「へーっ!」と言ってしまいました。
    うちの子はいつもニコニコしていますが、私、妊娠中に毎日のようにチョコレートを食べていました!
    もしかして、そのおかげ?なんて思ってしまいました。
    ただし、妊娠糖尿病になりかけましたが・・・。

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