2025年のスーパームーンは3回ありますが、最大のスーパームーンは、11月5日22時19分です。
臨月のプレママさんは要チェックです!
スーパームーンのときはほんとうに出産ラッシュになるのです!
満月のときは出産が増えると言われますが、臨月のプレママさんが心に留めておきたいのは、新月と満月の両方です。
ですから、後半では2025年、1年間の新月・満月とその時刻を一覧にして載せました。
ご活用ください。
スーパームーンとは?
スーパームーンは、普通の月とどう違うのでしょうか。
ただの満月ではなさそうですね。
スーパームーンはいつもより大きい満月!
地球にいちばん近づく満月を、スーパームーンといいます。
スーパームーンはいつもより大きくて明るく見えます。
スーパームーンは、公式の天文学用語ではなく、アメリカの占星術師リチャード・ノール氏が、軌道で地球に最も近い、またはその近く(90%以内)の満月か新月をスーパームーンと呼びました。
NASAの天体物理学者フレッド・エスペナク氏によると、スーパームーンは、年間12~13 回の満月のうち、毎年 3 回以上という頻度で起こるということです。
スーパームーンでは、月の引力も強く作用しますので、年間で最大の潮汐をもたらします。
しかし、通常の満月とスーパームーンの、地球との距離の差は、大地震、洪水、火山噴火の原因となるほどのものではないので、スーパームーンが天災を引き起こすのではないかと心配しすぎる必要はないと、NASAの天体物理学者フレッド・エスペナク氏は言っています。
ただし、出産には潮の満ち引きは影響するので、妊娠中は、急な出産の兆候には注意が必要です。
2025年のスーパームーン
NASAの天体物理学者フレッド・エスペナク氏によると、2025年には、合計12回の満月が観測されますが、そのうち3回はスーパームーン です。
通常よりも大きく明るく輝きます。
■10月7日 12:48日本時間 通常の満月より6.6%大きく、13%明るく輝く。
■11月5日 22:19日本時間 通常の満月より7.9%大きく、16%明るく輝く。
今年最大、最も明るいスーパームーン。
■12月5日 8:14日本時間 通常の満月より7.9%大きく、15%明るく輝く。
スーパームーンが真っ赤に染まる皆既月食!
2021年5月26日、日本では皆既月食とスーパームーンが同時に観測されました。
皆既月食とスーパームーンが同時に起こると、真っ赤に見えます!
これは24年前の1997年9月17日以来のことでした。
次に皆既月食とスーパームーンが同時に観測されるのは、2033年10月8日になります。
2019年1月21日には、、アメリカでスーパームーンが真っ赤に染まる皆既月食 が起こりました。
この満月は3つの事柄が同時に起きました。
- 月が最接近していつもより大きく見える「スーパームーン」
- 皆既月食のときに地球の大気を通過した太陽光で月が赤く見える「ブラッドムーン」
- 1月最初の満月である「ウルフムーン」
これらがいっぺんに重なる2019年1月21日の満月は、「スーパー・ブラッド・ウルフムーン」と呼ばれました。
満月にはいろいろな呼び名がある?!
英語圏では1月の満月を別名ウルフムーンと呼びますが、真冬の食糧不足で飢えた狼が遠吠えするところから、ネイティブアメリカンや中世ヨーロッパの人々が言い始めたとのことです。
先住民は毎月の満月に異なる呼び名をつけて、農作業や狩猟のために季節の節目の目安にしていました。
こうした満月の呼び名はアメリカの農業暦のもととなりました。
2025年にスーパームーンが起こる10月の満月はハーベストムーン、11月の満月はハンターズムーン、12月の満月はコールドムーンと呼ばれます。
■ハーベストムーン・・・農作物の収穫時期である秋
■ハンターズムーン・・・月が明るく、ハンターが獲物を見つけやすい時期なので、収穫後の狩猟活動に適した夜
■コールドムーン・・・英語の「Cold(冷たい)」に由来。寒さが厳しくなる季節の月。
スーパームーンの反対はマイクロムーン!
地球に一番近づいて一番大きい満月はスーパームーンです。
では、反対に地球から一番遠くて一番小さい月はなんというでしょう?
それは、マイクロムーンとかミニマムーンと呼ばれます!
NASAの天体物理学者フレッド・エスペナク氏によると、2025年のマイクロムーンは3回起こります。
3月14日、4月13日、5月12日に観測されます。
スーパームーンは出産ラッシュ!
産科の先生や助産師さんは、満月・新月は出産件数が増えて忙しくなるということを経験でよく心得ていて、特にスーパームーンで出産ラッシュになったあとは「スーパームーンだったからお産続いたね~」と口々に言うそうです。
2016年11月、68年ぶりの超特大スーパームーンのときは、アメリカ、オクラホマ州のある産院で創立以来最多の出産件数を記録しました。
日本だけでなく、世界中の産婦人科関係者は、満月新月に増加する出産数に予測対応しているとのことです。
超音波撮影のなかった昔の助産師さん(お産婆さん)も、月の満ち欠けで出産の予定をみていました。
出産数が増える満月新月
満月・新月は出産数が増えますが、スーパームーンでは月の引力が強いので、さらに出産ラッシュとなります。
満月新月のときの潮汐は大潮なので、大潮のときは出産数が増えるとも言い換えられます。
満月新月と大潮
満月・新月に出産が増える理由については以前の記事でくわしくお話させていただきました。
科学的根拠はないのですが、産科のお医者さんも助産師さんも、経験から心得ていることです。
満月・新月には大潮が起こります。
満月は月の引力、新月は地球の公転による遠心力のために海水が引っ張られて大潮になります。
海水だけでなく、海水に近い組成成分でできている子宮の羊水にも作用します。
大潮と出産
人の体の80%が水分と言われていますが、妊娠中は、羊水というさらに大きな海を体内に持っていることになります。
海水が大潮に向かって増えて、最大差ピークを迎えるのですが、海水が大潮に向かって増える時期と陣痛がだんだん強まって出産になる時期が一致するため、満月・新月当日というより、潮の流れが変わる満月・新月前後に出産が増えるのです。
この時期は陣痛が起こりやすく、陣痛を強く感じる場合があるので、お産の進行は早まり、スムーズに出産できることが多く、安産になりやすいと言われるのです。
新月も出産数が増える!
満月に出産が増えることは有名ですが、実は新月にも出産件数は多く、助産師さんは気を付けています。
臨月のプレママさんは、満月だけでなく、新月の日も要チェックです。
満月のときは月が目立って見えるので気にしがちですが、まったく見えない新月のときのことは忘れていることが多いですね。
満月に出産しやすいことについて、赤ちゃんが月の光に導かれて、月の光に向かって産道を進んでくる、とも言われますが、光のない新月のときにも出産が増えることを心に留めておきたいですね。
- 満月のときに作用するのは、月の引力
- 新月のときに作用するのは、地球の公転による遠心力
5人のお子さんがいるママは、5人中2人が満月、2人は新月、ひとりだけ上弦の月だったそうで、ご実家の6人家族のうち4人が満月のときに生まれているそうですよ!!
潮の満ち引きと出産準備について詳しくはこちらからどうぞ。
2055年の満月新月と時刻(国立天文台2025年暦象年表より)
2025年の満月新月の時刻は次の通りです。
(スマホをお使いのかたは、スマホを横にしてご覧になると見やすいです。)
1月
1月14日 〇満月 7時27分
1月29日 ●新月 21時36分
2月
2月12日 〇満月 22時53分
2月28日 ●新月 9時45分
3月
3月14日 〇満月 15時55分
3月29日 ●新月 19時58分
4月
4月13日 〇満月 9時22分
4月28日 ●新月 4時31分
5月
5月13日 〇満月 1時56分
5月27日 ●新月 12時02分
6月
6月11日 〇満月 16時44分
6月25日 ●新月 19時32分
7月
7月11日 〇満月 5時37分
7月25日 ●新月 4時11分
8月
8月09日 〇満月 16時55分
8月23日 ●新月 15時07分
9月
9月08日 〇満月 3時09分
9月22日 ●新月 4時54分
10月
10月07日 〇満月 12時48分
10月21日 ●新月 21時25分
11月
11月05日 〇満月 22時19分
11月20日 ●新月 15時47分
12月
12月05日 〇満月 8時14分
12月20日 ●新月 10時43分
こちらの記事には、出産だけでなく、月と女性が密接なつながりを持っていることの詳しい説明も載せています。↓
月は女性の味方ですね(^^♪
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