42歳で高齢出産したママが、自身の体験した悩みを通して子供主体の育児を考え、ママたちと共感し手を取り合ってBeautiful「美」Harmony「和」を作りながら前進する育児ブログ

シングルマザーが父親役をする必要はある?役割や存在とは?代わりは?

2019/01/11
 
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こんにちは!42歳で高齢出産したママ「みわんこさん」です。 自身の体験した悩みを通して子供主体の育児を考え、ママたちと手を取り合って Beautiful「美」 Harmony「和」を作りながら前進する育児ブログを立ち上げました! よろしくお願いいたします!

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英語でシングルマザー  single mother  というと、「未婚の母」という意味合いが強いそうで、

 

「離婚や先立たたれた場合」は、英語では  single parent   というほうがわかりやすいそうです。

 

 

ここでは両方の意味合いを含めて「母子家庭」ということでお話します。

 

知り合いにシングルマザーが何人かいるのですが、離婚や先立たれたという人が多いです。

 

最初から未婚の母として我が子と人生を歩んでいるママはひとりいました。

 

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不足を心配するママの声

 

シングルマザーの場合、「父親の分まで!」と心配してがんばっているママが多いようです。

 

ひとりのママは、最近「筋トレ」を始めたといいます。

男の子のママではないけど、小学1年生の娘がひとりいるのですが、筋トレを熱心にやっているとのこと。

 

それまでも、よじ登るとかぶら下がったまま走るなど、体を張った遊びかた一生懸命やってあげているママです。

 

 

他にも、父親の分も厳しくしつけなくちゃと、迫力ある太い声でしかるようにしているなどというママもいました。

 

父親の役割についてあらためて考えさせられました。シングルマザーのママたちがイメージしている父親像って、筋骨たくましいドスのきいた声の男っぽい男の人が多いのでしょうか。

 

父親ってなんだろう、子供にとって支えになる母親ってどんな姿だろう・・・シングルマザーの疑問はシングルではない母親にとっても大切な問いだと思います。

 

どんな母親が子供のしあわせにとってプラスになるのでしょうか。

 

共働きで時間のとれないママも、「ママとしてこれでいいのかしら」と不安になることもあります。

 

実際の父親はどうだろう・・・

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私はちょうど諸富祥彦先生の『女の子の育て方』(WAVE出版)という本を読んでいて、

シングルマザーのママが、男親の分まで無理にやろうとがんばりすぎるのはよくないという話を覚えていました。

 

必要以上に厳しく当たってしまいやすいからだそうです。

 

知り合いの女性で、小学生で父親を亡くしたら、母親がそのあとからものすごく厳しくなって苦しくてたまらなかったという人もいます。

 

シングルマザーの多くがイメージする父親像が筋骨たくましい男の人だとすると、

うちのパパそんなにものすごく筋骨たくましくはない、娘が小さいときは肩車をしたこともありますが、いつもしているわけでもなく、

うちは高齢出産で夫はずっと年上なので、娘が幼稚園に行くようになってから夫は60歳になっているので、

筋骨たくましい若いパパとはちょっと違うのです。

 

若い頃は、知り合いの赤ちゃんを代わりに優しく抱っこしてゆっくりユラユラして泣き止ませるのが得意な、物静かな男の人でした。

自転車の補助輪外しの練習も、結局ママの私が必死に自転車を支えてグランド20周して走らせて成功させたし、

縄跳びパパよりママの私の説明のほうがわかりやすくてできるようになったりしています。

 

 

うちのパパの特徴は、とにかく娘と時間さえあればおしゃべりしていること。

パパは理系の頭の人なので、すぐに理屈っぽくなり、自転車の乗り方も縄跳びのやり方も説明が難しいと娘は怒るのですが、怒りながらもパパとずっとおしゃべりしている時間がすごく長いです。

 

筋トレをするママにそれを話したのです。

 

うちのパパは力のいる遊びの接し方より、むしろ「よく話す」よ、と。

 

ママはママのままで十分だよ、と。

 

すると「そっかー、ありのままでいいんだねぇ」と納得している様子でした。

 

父親とは・・・?

一般的に、父親との関係性の中で、子供たちは、どちらに向かって歩んでいくかという人生の方向性や社会への関与の仕方にかかわる部分を学んでいきます。

 

女の子の場合、優しい父親像がしっかりしていると、将来伴侶を選ぶときに、誤って暴力的な男性を選ばないとか、伴侶を選ぶ判断がしっかりします。

 

ほんとうに優しい人かどうか、ちゃんと見抜けるようになります。結婚後の人生の方向性を見失わないでしっかり歩めます。

 

男の子の場合は、自分が男性としてどう生きるか、そのモデルが必要となります。

 

父親がいなくても良いが、父親役を作りましょう。決して母親が誰かと交際したり、新しい夫と再婚しなければならないわけではありません。

 

親戚でも、近所のお兄さんでも、学校の先生でも誰でもいいから、倫理観ある良い男性といつでも接せれる環境を作ることです。

 

子供は本来父親から「男とはどうあるべきか」学びます。父親がいなければ、男とはこういうものだ、という男のモデルとなるような父親役が有ればよいのです。

ジェームス・ドブソン『男の子の育て方』(ファミリー・フォーラム・ジャパン)より

 

そういえば、知り合いのおじいちゃんで、とても優しい人がいたのですが、父親に「女の子には優しくしなくちゃいけないよ、女の子に叩かれても絶対に叩き返してはいけないそれが男だといつも言われたそうです。

 

男の子には「男はこうあるべき」という姿がはっきりしていることが大切です。

ただし、シングルマザーの場合、父親は代役でもいいのだということは、プレッシャーを軽くすることではないでしょうか。

 

身近な学校の先生や野球や体操、サッカーなどのクラブの先生、塾の先生、家庭教師のお兄さんなど、信頼できる男の人が代役として考えられます。

男の子の育児については、男の子2人の反抗期を無事に通過した「ベテランママ江藤明美さん」のお話も参考になると思います。

 

子供の反抗期と向き合う 上から目線は必要なし せのびーる通信コラム

 

しあわせに、前向きに

 

子供は小さい頃は、夫婦喧嘩や離婚などは、「自分が悪いから自分のせいだ」と思ってしまうことがよくあります。

 

離婚はあなたのせいではないと我が子に落ち着いて伝えること、ママは今、充実して生きていること、子供を授かってしあわせなんだよということが大切です。

 

シングルマザーは特に仕事で忙しく、それに加えて父親がいないことで寂しい思いをさせていると心配するあまり、ママが子供に「ごめんね」と言ってしまうことはよくあることだそうですね・・・

 

でも、「ごめんね」と言われると、子供は何か悪いことをされているのかという気分になりますから、

ママは必要以上に負い目を感じないで、生き生きと前向きにしあわせになっていいのです。それが子供にもプラスになります。

 

すべてを肯定的に、前向きに捉えて、しあわせになってください。

 

仕事で忙しくて子供との時間が思うようにとれなくても、外に向かって前向きに生きているママの背中を見て、子供は励みになります。

 

時間がないときは、しっかりハグしましょう。言葉を越えた力で我が子を生かすことができます!

 

 

「どんなことがあってもママだけは私の味方だ」と思うと、子供は安心して伸び伸びとリラックスして、力を発揮できます。

 

「父親代わりをするのやめた、父親の分まで二人分いっしょにいられるんだよ!」といったシングルマザーがいます。

 

日本の家庭は父親が仕事でいない時間が長く、実質的に母子家庭状態ですと、諸富祥彦先生も言われています。

 

ママが生き生きとキラキラしている姿が、子供には一番嬉しく、安心なのです

 

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