高齢出産のダウン症を予防!ソレダメ!の米麴みそ汁は妊娠中もおすすめ!

妊娠

2018年9月26日放送の「ソレダメ!」では、

日本人の高血圧が少ない理由は

和食の味噌汁にあるというお話がされました。

 

高齢出産ママは

妊娠高血圧症候群のリスクが高くなるので、

高血圧によい食事について知っておきましょうね。

わかめやほうれん草を味噌汁に入れて栄養を摂ることは、

ダウン症の予防にもつながります。

 

日本人の塩分摂取量と高血圧

塩分の摂り過ぎは高血圧を招くことになるのですが、

日本人の食塩摂取量は世界でトップクラスです。

しかし、

日本人の高血圧人口は、

世界で見るとそれほど多くありません。

 

 

実は、和食の味噌汁に秘密があるそうです。

味噌の中でも特に

米麴みそには血管を若返らせる効果があることが

わかったのです。

 

教えてくれたのは、

共立大学教授の上原誉志夫(よしお)先生です。

 

出典:楽天

上原先生は、

『高血圧ならみそ汁を飲みなさい!』(実業之日本社)

という本を書かれています。

 

米麴みそ汁で高血圧を予防しましょう

 

みそのACE阻害活性が血管を拡げ、

血流をスムーズにします。

 

また、腎臓は血液をろ過して塩分を排泄するのですが、

米麴みそのある成分が腎臓の働きを

サポートすることがわかったのです。

最近発見された成分なので、まだ名前がなく、

摂取した食塩の30~50%を排出します。

熱に強い成分で、みそ汁にしても壊れません。

 

米麴みそ汁のおすすめの具材は

わかめ です。

わかめはカリウムを多く含むので、

塩分を排泄する作用があるのです。

 

高齢出産ママはわかめの米麴みそ汁を飲みましょう

わかめの米麴みそ汁、

妊娠高血圧症候群予防にもいいですね!

わかめには、葉酸の含有量も多いです。

葉酸は水溶性なので、みそ汁にして摂ると

無駄なく摂れます。

 

ダウン症の予防に必要な葉酸

厚生労働省が推奨する葉酸摂取

わかめやほうれん草に多く含まれる葉酸が、

特に妊娠初期には必要なことが明らかになっています。

厚生労働省は、

日本人が通常の食事で摂れている葉酸240μgに加えて、

サプリメントで400μgの葉酸を摂ることを奨励しています。

 

葉酸摂取奨励の始まりは、

1989年にアメリカの医学誌『JAMA』で

妊娠初期の女性が葉酸を推定量摂ると

ダウン症発生のリスクが抑えられるとの

発表があったことによるのです。

 

現代女性は栄養不足?

近年は日本人の食生活は欧米化して、

みそ汁を作らない家庭も増えているといいます。

 

昔の女性は40歳ごろまでに

8~10人の子供を産む女性も珍しくありませんでした。

私の祖母は8人兄弟姉妹、

私の夫の父は10人兄弟姉妹です。

ダウン症はありませんでした。

昔の日本は、近年ほどダウン症は発生していなかったのですね。

インスタント食品や加工食品を頻繫に食べることで、

現代女性の栄養摂取状態が悪くなっているのも

ダウン症の原因のひとつと言われています。

 

長寿徳川家康もきんさんぎんさんもみそ汁を愛した?

みそは酵素食品であり、熱を入れても

体内で組成する特殊な酵素です。

みそ汁に具材となるわかめ、ほうれん草などを入れて

具だくさんのみそ汁にすることで

ヨウ素、酵素、ミネラルが摂れるのです。

徳川家康は赤みその五菜三根のみそ汁を愛用していて、

平均寿命が37,8歳と言われた時代に

75歳まで生きてご長寿となりました。

五菜は、春菊・せり・大根葉・ねぎ・菜の花で、

三根は、大根・里芋・ごぼうです。

ご長寿といえば、双子の姉妹きんさんぎんさんが有名ですが、

きんさんぎんさんの娘さんもみそ汁を受け継いで

毎日しっかり作って飲んでいました。

きんさんぎんさんの娘さんたちは、

みそ汁を飲んでいれば夏バテしないとも

言っていました。

きんさんぎんさん愛用のみそは、赤みそです。

 

現代の野菜は、昔の野菜より

野菜そのものの栄養の力が弱っているといいますが、

だからこそ食卓に

わかめやほうれん草を具にしたみそ汁を

毎日欠かさず準備して、

おなかの赤ちゃんの成長に必要な栄養を

日々しっかりと摂る努力をしたいですね。

上原誉志先生は、みそ汁は一日2杯

適量と言われています。

 

わかめと長ネギの具の組み合わせはNG

わかめと長ネギはよくある組み合わせですが、

栄養面では実はNGの組み合わせなのをご存知でしょうか。

わかめに含まれるカルシウムの吸収を、

ねぎに含まれる硫化アリルという成分が

妨げてしまうのです。

わかめとの組み合わせでベストなのは、

豆腐です。

わかめのカルシウムを十分に吸収するためには、

タンパク質が豊富な豆腐の組み合わせが、

栄養吸収率を高めるのです。

 

高齢出産ママは産後も血管を若く保ちましょう

上原誉志先生は、

今年発表された研究結果として

米麴みそには、血管を若返らせる力がある

言われました。

 

また、近年女性の血管年齢の老化が

急増しているそうで、

20~40代の若い世代でも、

血管年齢が50~60代という人は

ザラにいるとうことです。

 

血管は簡単に老化しやすいとのこと、

こわいですね。

 

女性は閉経を迎える50代から

女性ホルモンの低下により、

血管の機能が急速に低下してきます。

更年期は、45歳~55歳ぐらいですから、

高齢出産ママは、産後、

更年期になるまでの年数が

どうしても短くなります。

私の高齢出産のママ友は、

45歳で閉経を迎えてしまいました。

更年期障害を軽くし、

更年期を穏やかに過ごすためにも

妊娠中だけでなく、産後も

わかめと豆腐の米麴みそ汁で栄養をとり、

血管を若く保ちましょう。

我が家では夫が赤みそが好きなので、

赤みそと米麴みそをブレンドして

毎日みそ汁を作っていますよ。

 

超悪玉コレステロール値を下げるには炒めた玉ねぎ!

上原誉志先生は、

血管の老化を招く超悪玉コレステロール値を、

炒めて加熱した玉ねぎが下げる、という

お話もしてくれました。

 

コレステロールは、肉や卵に含まれる

脂質の一種で、善玉と悪玉があります。

必ずしも、悪玉=悪者 ではありません。

悪玉コレステロールは、

老化で傷ついた血管修復しますが、

修復御も血管の内側についてしまい、

血流を妨げます。

この悪玉コレステロールを運んで血流をよくするのが

善玉コレステロールです。

悪玉コレステロールが酸化により小さくなると、

超悪玉コレステロールとなり、

超悪玉は善玉によっては運ばれることができなくて、

血管の壁に張り付き、

血管を詰まらせる原因となるのです。

しかし、加熱した玉ねぎは、

トリスルフィドとセパエンという成分がパワーアップして

悪玉・超悪玉コレステロールの値だけを下げてくれるのです。

 

炒めた玉ねぎは甘くておいしいですね。

 

わかめと豆腐の米麴みそ汁とともに、

野菜炒めなどで玉ねぎもたくさん食べて

血管年齢の若いママでいましょうね。

 

味噌・豆腐に含まれる大豆レシチンは

胎児の脳の発達を助けるという嬉しい効果もあります。

豆腐の味噌汁は頭脳食でもあるのです!

詳しくはこちらをご覧ください。

高齢出産では頭のいい子に産んであげたい!脳が育つおすすめ食材とは?

 

 

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