2018年8月16日、家族で名古屋ボストン美術館に行きました。
8月いっぱいは、木曜日に小中学生対象でオリジナルハート缶バッジが作れるということで、
小学生の娘が絶対作りたいと言うので、とても楽しみに行きました。
名古屋ボストン美術館閉館と、オリジナルハート缶バッジ作り
閉館は10月8日(月・祝)
ほんとうに残念なのですが、名古屋ボストン美術館の閉館は2018年10月8日です。
今回、「幸せ」がテーマのボストン美術館は、これが最終展となります。
ハピネス~明日の幸せを求めて~ということで、家族の幸せ、自然とともに生きる幸せ、
最後の展覧会でありながら、未来に続くような内容ということで、「幸せ」がキーワードになったとのことです。(名古屋ボストン美術館ニュース 最終号より)
娘の美術館デビューはこの名古屋ボストン美術館でした。3歳のときでした。
思い入れのあるこの名古屋ボストン美術館が閉館してしまうのは悲しくてやりきれないです。
年間入館者数が目標を下回り、赤字続きだったそうです。
もっと何回も通えばよかった・・・と後悔してしまいます。
オリジナルハート缶バッジ作り
思い入れを込めて、オリジナルハート缶バッジを作った娘、ほんとうに閉館してしまうのかと何回も聞いてきます。残念でたまらないのです。
オリジナルハート缶バッジ作りは、小中学生対象の関連イベントで、
8月の木曜日、あと2回開催されます。8月23日と8月30日です。
各日13:30~15:30、場所は5階の図書コーナーです。無料で、時間になった図書コーナーに行けばいいのですが、今日8月16日は、13:30より少し前に始まりました。
特に行列はできませんでしたが、うちの娘が作り終わってから、小さなお子さんがだんだん集まり出しました。
はじめは中学生の男の子が二人作っていました。
絵入りのハート形の紙を選んで、それにさらにマジックで好きな絵や文字を書き込み、
透明フィルムを重ねて器具で圧縮して出来上がりです。
日付の数字の端が欠けてしまいました。紙の端に書いたところは、裏へ折り返すので、欠けてしまうのですね。
でも、スタッフのかたがたが優しくて親切で、幸せな気持ちになりました。
娘が選んだハート形の紙には、
名古屋ボストン美術館のマスコットキャラクター、ボストンテリア犬「ナボンくん」が印刷されていました。
ボストンから名古屋にやってきた見習い学芸員のボストンテリア犬ということで、2010年から登場していました。
今回、入口で、おひとりさま1枚ポストカードのプレゼントがありまして、その裏にナボンくんのスタンプを3つ押してきました。
子供同伴の保護者2名は200円割引!
8月31日(金)まで、「Go!Go!家族でびじゅつかん」ということで、
中学生以下1名につき、同伴の保護者2名の当日入館料を200円割引してくれます。
これはお得ですね!助かりました!
観覧のヒントブックが助けになります
受付で、「ナボンとうさぎのヒントブック」がもらえました。
小学生の娘は、このヒントブックをしっかりにぎって、熱心に見て回りました。
ヒントブックは、作品を見ながら自分だけの「幸せ」を見つけるガイドなのです。
ヒントブックは大人にも役に立ちます。
ジャン=フランソワ・ミレーの《編み物のお稽古》という絵もあり、
女性が少女に編み物を教えているあたたかい雰囲気の絵には、娘と自分を重ねて見て、
優しい気持ちになりました。
日本の古くからの作品には、宝船、鶴、亀、鯛など、ラッキーアイテムがあったことあらためて思い出しました。
娘にとっては初めてみるものですが、私は昔、家でこういった日本のラッキーアイテムを目にしたなあと、懐かしく思いました。日本美術をこうしてじっくり見たのは初めてでした。
展示室の最後のほうには、「ハート」のアートがたくさんあり、
中でも ジム・ダインの《ザ・ワールド(アン・ウォルドマンのために)》という絵は家族で気に入ってしまったので、その絵はがきを帰りに買いました。
ヒントブックには出ていない作品で、展示室の一番最初には、
《ブタハイルアンクと二アンクハトホル座像》というエジプトの古い座像があり、
一組の男女が仲睦まじく並んで座っているのですが、
女性が男性の腰に腕をまわしていて、とても微笑ましいのです。
この座像の前で、私と夫も並んで、私も夫の腰に手を回してみました。
・・・幸せです!!!太古からのときを超えて、エジプトからの幸せを共有できた気がしました。
3階ミュージアムショップでお買い物
閉館したら、このミュージアムショップもなくなってしまうので、
おみやげを買いました。
娘が3歳で来たときも買ったのですが、とても美しいクレヨンです。
製造元 ブンチョウ
発売元 あおぞら 東京都中央区日本橋大伝馬町3-12 ℡ 03-3639-5700
今回、購入したのが、ドット・フラワーズ・クレヨン です。
3歳のときに購入したのは、ドットミュゼクレヨンです。とても大切使っているので、なかなか減りません。
「エリーゼのために」の曲の手回しオルゴールは私が一目惚れして購入です。モネの絵画のミニ缶ケースは娘のお気に入り。
手回しオルゴールは、夫婦でロマンチックにゆっくり回しながら聴くことを想像して買ったのですが、うちに帰って夫に渡したら、手にとってじっくり眺めて少し回したあと、すぐに ニッ といたずらっ子みたいに笑って、「高速手回しエリーゼのためにっ」と言ってクリクリクリクリ~~っと回すので、娘と私は「やめて~~!!!こわれる~~!!!」と大騒ぎ・・・・・手回しオルゴールはゆっくり回しましょう!ハンドルはとても軽く回るのですが・・・
美術館に行くと、感動の余韻が何ヶ月も続きます。家族で「よかったねーよかったねー」と何度も思い出してニコニコしています。
この夏休みは、8月1日に、名古屋市美術館にも行きました。
猛暑の夏休みは名古屋市美術館へ 駐車場・昼食は?至上の印象派展ビュールレ・コレクション
今年は38℃が何日も続く猛暑で、夏休み、子供をどこに連れていってあげようかと外出をためらうほどでしたが、
美術館や科学館、博物館などは冷房も効いていて親子で感動できるので、実り多いお出かけになりますよ。
名古屋ボストン美術館 アクセス
名古屋ボストン美術館
〒460-0023 名古屋市中区金山町1-1-1
℡ 052-684-0101㈹
交通案内:JR東海道・中央線、地下鉄名城線、名鉄名古屋本線「金山」駅下車、南口前
開館時間:平日 午前10時~午後7時
土・日・祝・休日 午前10時~午後5時(入館は閉館の30分前まで)
休館日:月曜日(祝日、振替休日の場合はその翌日)
入館料:一般 1300円
高大生 900円
中学生以下 無料
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