高齢出産というと、妊娠高血圧症候群や妊娠糖尿病などにかかりやすいことや、ダウン症の確率の増加、産後の体力不足など、デメリットが心配されますね。
しかし意外にも、高齢出産ならではのメリットもたくさんあるという、はっきりとしたデータで出ているのです。
今回は、
- 高齢出産の子育てメリットは?
- 高齢出産ママは長生きして若返る?
についてお話いたします。元気が出てくるお話がたくさんありますよ(^^♪
高齢出産の子育てメリットは?
母親が40歳以上で出産した場合、子供の肥満やケガの割合が低いことや、5歳までのIQ値が高いことが、ロンドン大学から発表されています。
イギリスの「ブリティッシュ・メディカル・ジャーナル」誌からも、2012年8月に高齢出産のメリットが発表されました。
母親の年齢と子供の健康状態や成長を調査した疫学調査が発表されたのです。
約3万人の子供を対象に、生後9ヶ月、3歳、5歳の時点で調査されたものです。
母親の年齢が高くなるほど、
- 子供が不慮の事故にあう割合が低い。
- 予防注射の接種率や言語能力が高い。
- 社会的・感情的に問題のある子が少なかった。
ということです。
つまり、母親が高齢であるほど、
- 落ち着いて子供と向き合える
- 目が行き届く
- 母子の会話が多い結果として、子供の言語能力が高くなっている
ということが想像できるのです。
高齢出産ママは長生きして若返る?
若いママの「高齢出産ママってなんだか若く見えていいなあ」という声もあるんですよ。
高齢出産はほんとうに女性を若々しくするんですよ(^^♪
100歳まで生きる?!きれいでご長寿高齢出産ママ!
また、40代で出産した女性は、長寿の100歳まで長生きする割合が高いと、ハーバード大学から発表されています。
年齢を重ねると、いろいろな人生経験が増えて、精神的にゆとりができます。
育児は予想できないハプニングの連続です。
なかなか親の思い通りにはいきません。
思い通りにいかないことを「まあ、しかたない」と受け止めるゆとりは、高齢出産ママの特徴です。
キリキリしないでいられる、待つことができる、など年を重ねた高齢出産マならではの育児ができます。
女性ホルモンの分泌により、若々しくいられるとも言われており、若いママの「高齢出産ママってなんだか若く見えていいなあ」という声は真実をついているのですね!
子宮体がんリスクが低下する?!
妊娠中に分泌されるプロゲステロンホルモンには、ガン抑制作用があるということが判明しているそうです!
米国の国立がん研究所の発表によると、子宮体がんの発生率は、妊娠・出産が高齢になるほど低下するとのことです。
妊娠出産が
- 30歳だと13%のリスク低下
- 40歳だと44%のリスク低下
があるそうです。
子宮体がんを発症する確率の高い年代に妊娠出産を終えると、プロゲステロンホルモンが子宮をがんから守ってくれるのですね。
出産のときに、子宮体腔の粘膜が剝がれ落ちると同時に、発生し始めのがん細胞もいっしょに排出できるのです。
私は子宮腺筋症の病気がありましたが、前年の流産と翌年42歳での出産で病巣がだいぶ排出されたようで、生理痛の症状がとても軽くなりました。
おなかの子たちに子宮の健康を守ってもらえたという実感があります。
「思い込み」が若さを保つ?
ハーバード大学の研究によると、「思い込み」で人は若々しさを保てるということが発表されました。
ヘアスタイルを変えたあとの自分は以前より若く見えると自己肯定すると、まわりからも「若く見える」と判断されるそうです。
子供から刺激を受けたり、若いママ友に囲まれていたり、若い世代と触れ合う中で、自然に「若く見える」髪型や服装などを意識して、常にほどよい緊張感があることが若さにつながるのでしょう。
年齢に関係なく生きよう!
詩人サミュエル・ウルマンは「青春」という詩の中で、人が老いるのは、「理想」と「情熱」を失うときだということを言っています。年を取っても、「理想」と「情熱」があるなら若いのです。
あなたの精神年齢は何歳でしょうか?
年を数えるのではなく、精神年齢を考えると視野が広がります。
下の「色を選ぶだけでわかる、あなたの精神年齢!」は、精神年齢がどの年代のものであっても、その年代の長所を見て、若いからいいとか、年をとっているからダメとか、そういう比較は全くありません。
人生のどの年代にもすばらしさがあることに気づかせてくれます。
うちでは家族でそれぞれ精神年齢を調べましたが、私より年上の夫のほうが、私より精神年齢が若いことがわかりました。
小学生の娘は年齢の通り一番若かったです。
私は若いママたちに囲まれて、年齢に引け目を持つこともありますが、若いママが「高齢出産ママってなんだか若く見えていいなあ」と言っている声も多いことに気づいてから、年齢に関係なく生きたいと強く思うようになりました。
娘のお友だちに、娘の「おばあちゃん?」と聞かれることも2回ほどありました。
しかし、反対に「すごく若いね!」と娘のお友だちにびっくりされることもあります。
幼稚園から同じクラスで育ったお友だちは、私を年齢で見るのではなく、当たり前に「○○ちゃんのママ」と言って認識してくれています。
まわりはいろんなことを言うのです。それに一喜一憂していてもしょうがないですね。
私はどう生きるか、それが大事だと思うのです!
精神年齢、ぜひ調べてみてくださいね!
高齢出産の子育てメリットは?長生きして若返る?まとめ
今回は、
- 高齢出産の子育てメリットは?
- 高齢出産ママは長生きして若返る?
についてお話しました。
母親が高齢であるほど、
- 落ち着いて子供と向き合える
- 目が行き届く
- 母子の会話が多い結果として、子供の言語能力が高くなっている
というメリットがあります。
高齢出産ママに嬉しい情報もあります↓
- 40代で出産した女性は、長寿の100歳まで長生きする割合が高い(ハーバード大学)
- 子宮体がんの発生率は、妊娠・出産が高齢になるほど低下する(米国の国立がん研究所)
- 「思い込み」で人は若々しさを保てる(ハーバード大学)
高齢出産を気にするママも多いですが、自信をもって生き生きと生きて、子育てしていきましょう!
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最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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