食べられるどんぐりの種類は?おいしいどんぐりクッキーやどんぐりパン!

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公園で子供たちとどんぐり拾い、とても楽しいですね!
どんぐりには食べられる種類があるのをご存知でしょうか?
楽しいどんぐり拾いのあとは、お子様といっしょにどんぐりクッキーやどんぐりパンを作りましょう!とてもおいしいですよ(^^♪
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食べられるどんぐりの種類は?
どんぐりの中でも、生でも食べられるのは、スダジイ、ツブラジイ、マテバシイです。
シイ属とマテバシイ属は食べられる
どんぐりとは、ブナ科の樹木のことをいいます。
ブナ科の樹木には次の種類があります。
- ブナ属
- コナラ属
- シイ属
- マテバシイ属
- クリ属
クリは秋の味覚でおいしですね。
クリ属の他に、シイ属とマテバシイ属が食べられます。
ブナ属、コナラ属はタンニンが多く含まれるので苦味、渋みが強く、あく抜きの手間がたいへんなので、
食用にはおすすめしにくいですね。
シイ・マテバシイ属のマテバシイ、スダジイ、ツブラジイは、
タンニンが少なく、生でも食べることができます。
それでもタンニンの渋みが心配なときは、たっぷりのお湯で10分くらい茹でてあく抜きします。
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どんぐりには毒がある?
どんぐりに毒があると言われるのは、どんぐりに含まれる「タンニン」のためで、
タンニンは大量摂取すると、下痢や便秘などお腹の調子を崩すからです。
タンニンは、苦み、渋み成分として知られていて、緑茶などにも多く含まれます。
マテバシイ、スダジイ、ツブラジイは、タンニンが少ないので食べられます。
昔は子供たちがおやつとしてツブラジイを生で食べたという話をよく聞きます。
それから、どんぐりを食べるとどもりになるというのは迷信です。タンニンはどもりの原因にはなりません。
どんぐりの栄養
どんぐりは栄養豊富です!
炭水化物68%、脂肪18%、タンパク質6%、他にアミノ酸、ビタミンA、Cを含みます。
そして、どんぐりの「アコニック酸」は、
体内に蓄積された重金属などの有害物質の浄化・排出を促し、デトックス効果が期待できます。
どんぐりクッキーやどんぐりパンを作ろう!
縄文時代の主食はどんぐりでした。
どんぐりの粉を混ぜて作ったクッキーが「縄文クッキー」と呼ばれたりしますね。
米が主食になってからも、どんぐりは非常食として重宝されました。
今回は実際に、どんぐりのマテバシイを、クッキーやパンにブレンドして作った体験をご紹介します。
娘と公園でマテバシイを拾ってきて作りました。
マテバシイは、拾ってきたら、まず水に浸けて、浮いたマテバシイは捨てます。水に浸けることで、中にいる白い虫(ゾウムシの幼虫)も取り除くことができます。
どんぐりクッキー
どんぐりを皮ごとフライパンで炒ります。フタをすれば、万が一はじけても安心です。
10分ほど炒めました。
あたたかいうちにペンチで割ってむきます。
中の実をひとつひとつ包丁でみじん切りにしたあと、すり鉢とすりこぎ棒を使ってすり、
どんぐり粉にします。
この粉を、クッキーを作るときに、お好みの分量で、小麦粉にブレンドして使います。
どんぐり粉をブレンドした分、小麦粉の重量を減らして作ります。
今回は型抜きクッキーにマテバシイの粉をブレンドして作りました。
香ばしくておいしいクッキーになりました。
どんぐりパン
どんぐり粉は、手作りパンを焼くときにブレンドすれば、どんぐりパンができます。
日頃、わが家では、オーブンなしで作れるパンを作っているので、それにどんぐり粉をブレンドしました。
わが家では、アサヒ軽金属のオールパンゼロクリア(26cm)を愛用しています。
このフライパンで簡単にパンを作れます。
このフライパンひとつで、こねる、1次発酵、2時発酵、焼く、すべてできます。
「まいにちレシピ」という詳しいレシピ集がついているので、安心です。
フライパンの中でこねた後、1次発酵へ:
1次発酵後、膨らみます。
2時発酵もフライパンの中で行います。
2時発酵後、膨らみます。
オーブンを使わなくても、フライパンで焼ける手軽さが嬉しいですね。
まとめ
- どんぐりの中でも、生でも食べられるのは、スダジイ、ツブラジイ、マテバシイです。
- どんぐりに含まれるタンニンは、大量摂取すると下痢や便秘の原因になりますが、
- スダジイ、ツブラジイ、マテバシイはタンニン含有量が少なく、苦味、渋みが少ないので食べることができます。
- どんぐりを食べるとどもりになるというのは迷信です。
- どんぐりを炒って粉にしたものをブレンドして、どんぐりクッキーやどんぐりパンを作るとおいしいです。
- どんぐりパンを焼くには、アサヒ軽金属のオールパンゼロクリア(26cm)が手軽で便利です。
子供たちとのどんぐり拾いが楽しくなりますね(^^♪
楽しい秋の日をお過ごしください♪
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